ピアノレッスン中に進化する人、退化する人
2017.06.11
ピアノレッスンで私の注意をすばやく飲み込んで、2回3回と弾くうちに見る見る上手になっていくタイプと、反対に2回3回と弾いていくうちにボロが出て、どんどんひどくなるタイプがあります。
音や指使いの間違いはともかく、フレーズの終わりをドスンと弾いたり、強弱記号を意識していないなどということは、きちんと音楽を理解していればすぐに直せることです。
私はもちろん鉛筆でチェックしたり、色鉛筆で印をつけたりしているのですが、全くスルーしてしまう生徒さんもいます。
間違えても気付くのを待ちますが、気付かないで弾き続けていることもしばしば。
あとちょっとのところでのミスが目立ち、合格できません。
本来なら3、4週で合格できたはずなのに、あっという間に6、7週に突入してしまいます。
注意されたところを冷静に受け止めて、1回で直そうとする集中力があれば、どんどん進化して合格になると思います。
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。