音符
 
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はじめに

ピアノの発表会で良い演奏をするためには暗譜緊張対策が重要です。

ここでは、人前で演奏する際の緊張を抑えるあがらない方法(あがりにくい方法)をご紹介します。

暗譜については暗譜を極めるための15のステップをご覧ください。

緊張は当たり前

発表会など、人前で演奏するときに緊張するのはごく普通のこと。

当たり前なので、あまり気にしすぎるのは良くありません。

緊張を味方にする

緊張すると心拍数が上がりますが、集中力も増して頭の回転も速くなることがわかっています。

したがって緊張を味方に付けるととても素晴らしい演奏ができるのです。

しかし、緊張しすぎるとあがってしまい、体が硬直したり、集中力も分散したりしてしまいます。

緊張を味方にして良い効果を得るために、発表会という特別な舞台で起こる様々な状況を想定しておきましょう。

緊張を抑える18の準備

緊張を抑えるために有効な18の準備をお伝えします。

興味のあるところから読み進めてください♪

本番で着る衣装を決めるポイント
発表会の本番で着る服を決め、その服を着て練習しましょう。弾きやすさも重要なので選ぶときには注意が必要です。アクセサリーを付ける場合は、付けて練習します。
靴を履いてペダルに馴染む
靴を選ぶときは、ペダルが踏みやすいことを選定のポイントとしてください。発表会の前には靴を履いてたくさん練習します。靴底に鹿革やバックスキンが貼ってある社交ダンス用シューズは音が出にくいのでおすすめです。
髪型にも気を配って集中しよう
普段のピアノ練習ではあまり気にしなくても、発表会本番では意外と気になるのが髪型です。特に女性の場合、本番にいつもと違う髪型をすると視野に入るものが違う場合があるので注意してください。
好きな香りに包まれて演奏する
いつもピアノを練習している部屋と同じ香りを、ピアノ発表会の舞台の上でも嗅ぐことができれば、緊張がいくらか和らぐでしょう。曲のイメージに合う香りを見つけましょう。
演奏時間を測っておく
緊張して心拍数が上がると演奏も速くなりがちです。練習時に演奏時間を測り、スピードを意識しましょう。
自分の心拍数を上げてみる
わざとドキドキさせて緊張状態を作って練習してみてください。逆に、ピアノを練習するという意気込みを持たずに弾いてみるのもありです。どんな状態でもいつもどおりの演奏ができるように訓練しておきましょう。
色々な照明の中で弾いておく
薄暗い中で弾いてみたり、スポットライトを当ててみたりして、練習の中で色々な照明の中で弾いておくと良いでしょう。
お辞儀の練習~ピアノの椅子の調節
演奏前後のお辞儀を家の中でも練習しましょう。ピアノの椅子の高さを調節する練習もしておくと良いでしょう。その時に注意するのは客席におしりを向けないことです。
ハンカチを持って出る場合の注意
ハンカチを持って出ることには色々な意味があります。ピアノの鍵盤の上の汗やホコリを拭ったり、気持ちを落ち着かせるなど。ハンカチを使うも練習しましょう。
本番と同じ流れで弾いてみる
時刻も含めて本番に近い状態でピアノの練習しましょう。プログラムの前の人の曲を事前に調べて聴いておくのもよいでしょう。聴いた後に実際に演奏するイメージトレーニングは効果的です。
自分の演奏を録音・録画する
曲を録音することによって少し緊張状態を作れるので、緊張する練習としても良いです。録画はより効果的です。
色々なピアノで弾いてみる
色々なピアノで練習し、発表会で演奏するピアノがどんなピアノであっても、いつも通り弾ける自信を付けておきましょう。特に、普段電子ピアノで練習している人は、必ずアコースティックピアノで練習しましょう。
人前で弾く機会を作る
人前に慣れるために、色んな人に演奏を聞いてもらいましょう。暗譜の弱いところやテクニック的に未熟なところなど、余裕がないところが浮き彫りになります。
腕や指が痛くなったときの処置は適切に
ピアノの発表会本番に向けて、腕や指の状態をベストな状態に保ちましょう。痛みや違和感の原因は誤った練習方法にあるので、普段から悪い癖を直すのが根本的ですが、とはいえ、痛くなってしまった場合は仕方がありません。まずは練習を中断して休ませましょう。
本番前には口にする物に気を付ける
ピアノの発表会本番前には口にするものに気をつけましょう。ピアノ発表会の前日には、消化が悪いものや生もの、刺激の強い物は体調に影響するので、避けておいて損はありません。もちろん発表会当日に口にするものにはもっと気を付けなければいけません。
身体を暖めて緊張をほぐす
発表会本番前に手が冷たいと指が思うように動かなくて、ピアノの練習の成果が出せず悔しい思いをすることがあります。漢方の葛根湯を飲んだり、温かい生姜湯や生姜紅茶を飲むと、身体の内側から暖まってきます。舞台袖などで身体を動かす体操をすることも有効です。
目指したい演奏の録音を本番前に聴く
本番前に自分のベストなピアノ演奏を録音したものか、自分の弾き方と似ている演奏を聴いてみましょう。YouTubeなどで自分のピアノの弾き方と似ている目指したい演奏を見つけましょう。
もしも暗譜が飛んでしまったら
一番の対策は「確実な暗譜」です。暗譜に対する自信があってこその緊張対策です。暗譜が飛んでしまった時は、決して止まらず落ち着いてごまかして下さい。ごまかせるということは、練習の賜物です。

本番の演奏に備えて

発表会やコンクールなど、舞台の上で演奏する際の一番の緊張対策は暗譜です。

丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。

暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。

興味のある方はぜひお読みください。


また、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。

スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。

改善すべきポイントがきっと見つかります。

もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。

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皆様のピアノライフを心から応援しております。

 
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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