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ピアノの最初の難関はできるまでやってもらおう

2015.08.28

ピアノのない1か月間はリトミックをして、ピアノが来てからピアノを弾くレッスンに入った生徒さん。

指の形は全部の関節が曲がっているように、とにかく注意をしています。

お母様の努力の甲斐もあり、手の形は今まで見た子の中でも特に綺麗な部類に入っています。

単旋律ではレガートで弾けるようになったので、次の段階は、片手がメロディー、もう片手が伴奏です。

教則本では、4分の4拍子の右手のメロディーに左手の伴奏が全音符の単音で入っています。

初めは誰でも、両手同時に打鍵する前にメロディーが切れてしまいます。

私はここで見過ごしてはいけないと思っています。

大手楽器店グループレッスンから個人レッスンに替わって来た人達の中には、指の形とレガートができていない人もいるので苦労します。

グループレッスンでは電子オルガンを使うし、先生も一人ずつ注意する時間も余裕もないので仕方がありませんね。

前述の生徒さんには「できそうだったらどんどん先に進んでいいよ。」と言っていたので、宿題の曲の他に2、3曲追加して練習してきていました。

今回の初両手はしばらくの間進むのを中断してもらわなければなりません。

予想通り苦戦していました。

よく自分の耳で聞きながらコツを掴むしかないのです。

1週間でできる人は稀で、たいてい2週、3週ストップします。

ピアノは頭で考え、練習を繰り返せばたいていのパッセージは自然に弾けるようになりますが

・導入期のレガート

・初めてのダンパーペダル

・8分音符2つに3連符を合わせる技術

これらはコツを掴みにくい3つの山だと思います。

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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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