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譜読みが出来る子に育てるには

2015.11.08

私が受けてきたピアノレッスンは、新しい曲にチェックをされて「これとこれ、宿題ね。」という感じでした。

私も教え始めて間もない時は、それが当たり前のレッスンだと思っていました。

しかし、実は家でママさん達が一生懸命教えている、という事実を知ってしまったのです。

いえ、教えているというよりも覚えさせているのです。

私の母は、ピアノは全く弾けません。

だからピアノの練習にほとんどタッチをしませんでした。

譜読みも小さい頃から自分ひとりでやっていたし、世の中のお母さんが教えているとは夢にも思っていない子供でした。

ママさんが簡単に「ドレミ」を教えてしまうと、子供はいつまでも親を頼るようになります。

その結果、いつまでも譜読みができないのです。

中には1の指が「ド」と教えられている子供もいて、違う指で「ド」を弾くと混乱しています。

幼児のレッスンでは、家で弾いてきた宿題を見る時間と新しい曲を下見する時間を、ほぼ同等にしています。

「ドレミ」も自分で数えさせます。

なかなか根気がいりますが、この積み重ねが大切だと思います。

しかし熱心なママさんが次の曲の下見まで教え込んでいる場合もあるので、時々違う楽譜でチェックした方が良いです。

親御さんの協力もありがたく大切ですが、譜読みの方法をピアノ講師と統一することが重要だと思います。

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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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