ピアノ練習アプリについて思うところ
縁あって、Skoove(スクーブ)というピアノ練習アプリに関わるお仕事をされている方とお話しする機会をいただきました。
実は私は以前からSkoove自体は知っており、数年前(もう5年前くらいでしょうか…)に一通り利用しておりました。
また、別の練習アプリであるflowkeyの楽譜を演奏してYouTubeに動画投稿していたこともあります。
今回は「ピアノ練習アプリでピアノを練習すること」について私が思うところを簡単にお話ししたいと思います。
ピアノ練習アプリのメリット
ピアノ練習アプリでピアノを練習すると、どういう嬉しいことがあると思いますか?
ピアノ教室に通える曜日や時間が不規則であったり、対面レッスンが苦手な方には、自分の自由時間に好きなだけ練習できるピアノ練習アプリはありがたいでしょう。
曲目もクラシックピアノだけではなく、バラエティに富んでいます。
特にポップスやジャズに興味のある方は、何からはじめたら良いか迷うところですが、ピアノ練習アプリでは目と耳で確認できるので、任せて安心です。
しかも、紙の楽譜が不要なため、楽譜代がかからず経済的で、楽譜の収納の心配もありません。
アプリはスマホやタブレットで利用できるので、持ち運びが便利です。
音を間違えると先へ進めない機能は、ゲーム感覚でクリアしていく楽しみがあります。
ざっとメリットはこんなところでしょうか。
また、Skooveにかかわる方のお話しでは、Skooveは最近、iOSアプリとAndroidアプリで大きくアップデートされたとのことでした。
過去(5年ほど前)にアプリを利用したことがあるということを伝えたところ、「その後何度も何度もアップデートされている」とのことでした。
※Skoove公式ページはこちらからアクセスできます
今流行りの曲が追加されたり、利用者の求める指導内容や機能がアプリに取り入れられて年々使いやすくなる点は、アプリならではの良さだと思います。
Skooveは利用者が世界中に数百万人いらっしゃるということで安心ですが、一方で、利用者が少ないアプリの場合は開発が止まってしまっていて「バージョンアップされて年々使いやすくなる」というメリットが無い場合があるので注意が必要です。
ピアノ練習アプリのデメリット
一方で、ピアノ練習アプリでなくて紙やデータの楽譜を利用した方が良いところもあります。
例えば、紙やデータの楽譜とちがって、ピアノ練習アプリでは指づかいや注意事項を楽譜に書き込むことが難しいです。
クラシック曲に関しては、途中でカットされていたりアレンジされて簡単になっていたりする場合も見受けられます。
また、一般的にピアノ練習アプリには模範演奏がセットされています。
目標にすべき演奏ですが、必ずしもベストな演奏ではありません。
ある程度弾けるようになってきたら、緩急や強弱などは自分のセンスで表現していきましょう。
あと、ピアノ練習アプリは海外発祥のものが主流であるため、ところどころ英語のままであったり、日本語訳がおかしいところがあります。(※全く意味がわからないというほどではありません)
まとめ
ピアノ練習アプリは、自分の自由時間に好きなだけ練習できる点や、楽譜の持ち運びに便利な点が大きなメリットだと思います。
いくつかデメリットもありますが、それを理解したうえで利用すれば、ピアノ練習アプリでピアノのスキルを上達させるのは十分可能でしょう。
最近アップデートされたSkooveは開発体制がしっかりされているようで、今後長く使っていけるアプリだと感じます。
特に「今後は日本での流行りの曲をどんどん追加していきたい」ということでしたので、たまにチェックしてみて好きな曲が追加されていれば取り組むというのもアリだと思います。
Skooveについては、今後くわしく見て、また改めて紹介させていただきます。
興味のある方は公式ページをご覧くださいませ。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。