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ピアノレッスン導入期は初めの1か月が勝負

2015.09.23

ピアノの指導を始めてから年月が経ちましたが、昔に比べて大きく変わったことは、導入期に教えるピアノのタッチです。

今はまず指の形とレガート重視で、タッチは二の次にしています。

導入期に注意したいこと

小さい子供は指の関節が柔らかくて、どうにかすると逆に反り返って弾いたりします。

悪くすると『まむし指』になり、矯正に時間がかかります。

大きな音で弾きなさい、と言ってもペタペタ弾いたり、音と音の間に隙間が出来たり、妙に身体に力が入ったりします。

なので、しっかりした音で弾かなくて良いことにしました。

その結果、1曲に費やす時間が短くなって、進むのが断然速くなりました。

今まさに導入期なのは、先日ピアノを買ってもらったばかりのFちゃんです。

右手と左手が真ん中の『ド』から始まり、どんどん音が増えていく教則本を使っています。

Fちゃんは今、新しいことだらけの課題をすごい勢いでこなしています。

手の形が崩れなければ、今度は2分音符の脱力を教えていき、それから徐々にしっかりしたタッチを教えていくつもりです。

実際にFちゃんは、1週ごとに自然と音もしっかりしてきています。

他教室の発表会をのぞいてみると、やたらすごいスピードで弾いているけど
手の形タッチがしっかりしないために、音が浮く子供がいます。

「速く弾ける=上手」と思っている節があり、周りからももてはやされますが、近い将来つまずくのは目に見えています。

特に男の子に多いです。

手のフォームが安定して無駄な動きがなければ、陸上や水泳と同じで指も速く回るようになるのです。やはり導入期の指導が大切だと感じます。

この点は残念ながら大手音楽教室での団体指導では、行き届くわけがありません。

私は最初の一ヶ月が勝負だと思います。

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物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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