ピアニスト 反田恭平さん
情熱大陸見ました。日本にもこういうピアニストがいたのか!と驚きました。
反田恭平さん 22歳
彼は4歳からピアノに触れてはきたものの本格的に始めたのは12歳と紹介されています。
これだけ聞くと、遅くからピアノを始めて彗星のように頭角を現した超人のようですが、彼の履歴をググってみると、幼少期に大手音楽教室で音感を鍛えるレッスンを受けていたとのこと。
やはり下地は積み重ねて来られていたのですね。
その後、12歳で桐朋音楽教室に入ったということなので、その頃からピアノを本格的に習い始めたのでしょう。
テレビでは愛読書の『のだめカンタービレ』と『ピアノの森』を前にして「この2つに影響されてピアノをちゃんとやったと言っても過言じゃない。」とおっしゃっていました。
ちょうどこの頃かな、と勝手に推測しています。
それにしても漫画が与える影響というものはすごいですね。
高校は桐朋女子高等学校音楽科に入学されています。
こちらは音楽科だけ共学で、卒業生にはキラ星の如く著名な音楽家がいらっしゃいます。
テレビでは反田さんのお父さんが高校から音楽の道を選ぶことに猛反対されていて、今も険悪なご様子でした。
お父さん曰く「勉強が嫌だからピアノに逃げたように思った。」とのこと。
反田さんの場合は結果的に成功したものの、小さい時からピアノが上手とチヤホヤされた方が自分の能力の限界を感じ、つぶれてしまうのも現実だと思います。
社会人として色々な人生を見て来られたお父さんだからこそのお考えでしょう。
そして彼はお父さんの金銭的援助なしでピアノの道に進む訳ですが、逆にそれが彼にはプラスになったように思います。
家族でお母さんお手製の唐揚げを食べるシーンがありました。
反田さんとお父さんは並んで座っておられます。
すごく気まずい雰囲気です。
しかし、ご飯を食べる姿勢、口の動かし方が本当にソックリで微笑ましかったです。
やはり強靭な精神力もお父さん譲りだと思います。
ロシア留学に関しては次回に続きます。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。