久々のレッスンで手の形が崩れてしまった生徒さん
運動会の練習疲れで2回続けてピアノレッスンをお休みしていた生徒さん。
まだ習い始めて日が浅いのですが、ようやくレッスンが再開しました!
練習は続けていたようで、そのおかげで曲に対するブランクはほとんど感じられませんでした。
しかし、一つだけ気になる点がありました。
左手の薬指のタッチが、すくい上げになっているのです。
そのせいで、この指の音だけ弱くなっています。
注意するとすぐにわかって直そうとするのですが、半月近くの癖で、なかなか思うように指に命令できません。
可哀想だけど、気になる数曲はやり直しとしました。
お母さんの不安は、音符を指使いでなんとなく覚えているだけでちゃんとわかっていないと思うとのことでした。
今は「ドレミファソ」→「12345」ですが、だんだん音も増えて違う指使いになってきます。
でもこれは、小さい子がみんな通る道であまり心配ないと思います。
むしろどんどん初見に慣れていくほうが重要だと思うので、時々ノートで問題をやらせながら様子を見ることにしました。
私はやはり手の形が心配です。
せっかく順調に来ていたのに…。
やはりピアノを始めたばかりの子供は、毎週のレッスンがいかに大切かということがわかりました。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。