初中級〜中級レベル(ソナチネアルバム程度)の人気曲 5選
ピアノ初中級から中級レベルの方が発表会で弾くのにオススメの曲を5つ、ご紹介します。
動画で見たい方は下の動画をご確認ください。
文章で読みたい方は動画の下に続く内容をご確認くださいませ♪
初中級から中級レベルというのは、だいたいソナチネアルバム程度のレベルをイメージしていただくと良いかと思います。
今回ご紹介する5曲は、どれも曲の完成度が高く、弾きがいがあり、聴き映えのする名曲です。
スケールも大きく、華やかでなので、発表会曲を選曲する際に、ぜひ参考にしてください。
タランテラ Op.77-6~モシュコフスキ
まずはじめにご紹介したい曲はモシュコフスキ作曲の「タランテラ 作品77-6」
モシュコフスキはドイツの作曲家、ピアニストです。
モシュコフスキの作品はサロン向けの小品が多く、豊かな音楽性に富んでいます。
タランテラとはイタリアのナポリ地方発祥の舞曲で、休みなく動き続け、華やかで演奏効果の高い曲です。
弾けば弾くほど面白くなってきますよ♪
アルプスの夕映え~エステン
続いてエステン作曲の「アルプスの夕映え」
エステンはドイツの作曲家、ピアノ教師です。
オースティンと言われることもありますが、オースティンは英語読み、エステンはドイツ語読みです。
ご紹介する「アルプスの夕映え」は、華やかでスケールが大きい曲です。
オクターブがはまることが第一条件で、テクニックはもちろん、後半に向かっての体力もいります。
速度や表情が違うのに全体に統一感があるのは、左手の音型が変わらないからです。
それぞれの1拍目の弾き方や2、3拍目の軽さに注意しましょう。
ワルツ~デュラン
3曲目はデュラン作曲の「ワルツ」
デュランはフランスの作曲家、オルガニストです。
また、ドビュッシーやラヴェルの楽譜でおなじみの「デュラン社」の創設者です。
フランスの作曲家の作品を出版することで、フランス音楽の発展に貢献しました。
同じフレーズが何回も登場するため暗譜はそれほど難しくありませんが、大曲なので体力も必要です。
前奏と最後のページが難易度高めです。
花の歌~ランゲ
4曲目はランゲ作曲の「花の歌」
ランゲはドイツの作曲家、ピアニストです。
気品あるサロン風の小品を数多く作曲し、ヨーロッパの上流家庭で、もてはやされました。
ご紹介する「花の歌」は憧れの発表会定番曲です。
聴かせどころの美しい旋律がたくさんあります。
こちらもオクターブが届くことが第一条件です。
華やかなワルツ~グレンダ・オースティン
最後はグレンダ・オースティン作曲の「華やかなワルツ」
グレンダ・オースティンはギロックの愛弟子でアメリカの女性作曲家です。
ラヴェルの「高貴で感傷的なワルツ」を思い出させるこの曲は、彼女の代表作と言えます。
近代的なクラシックの中にジャズっぽい要素もあり、とても魅力的です。
まとめ
ピアノ初中級から中級レベルの方が発表会で弾くのにオススメの曲を5つ、ご紹介しました。
発表会曲を選曲する際に、ぜひ参考にしてください。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。