他の教室のピアノ発表会へ行ってみよう!
ピアノ発表会はホール不足のため、一応どの季節も満杯状態です。
私は時々、勉強のために他のピアノ教室の発表会やオーディションに出向いています。
先日も用件が早く終わってぶらぶらしていたところ、ピアノの発表会らしき催しがあったので、ちょっとのぞいてみました。
ホールには着飾った子供達やママ達、その子のおばあちゃまと思われるマダム達が溢れていました。
こういう場ではパパ達は目立ちません。
ビデオ係として定位置に腰かけていらっしゃいます。
演奏を聴いてビックリ!
こんな仕上がりでよくぞ舞台に上げたな~という感想です。
ミスタッチや弾き直し以前に、曲の完成度が低いのです。
「この曲のヤマはここ」
「この休符にはこんな意味がある」
「伴奏部分は控えめに」
「ペタペタした手の形では音の粒が揃わない」
などなど数えたらキリがありませんが、ピアノ講師は表現について何も教えていないみたいに聞こえました。
それでも出演者やその家族の方々は非常に満足していらっしゃるのです。
私からすると、完全に衣装負けしているように思えるのですが…。
ピアノ発表会というのは、舞台に上がって今習っている曲を弾く会なのでしょうか?
この方々にぜひ他のピアノ教室の発表会も見て頂きたいと強く思いました。
【発表会の関連ブログ】
発表会の選曲もピアノ講師の腕の見せどころ
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。