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牛田智大さんが中村紘子先生に教わったこと~テレビ・おんがく交差点より

2019.06.27

整った顔立ちと上品でしっかりした受け答えで、小さい頃からマスコミにもてはやされてきた牛田智大さん。

今は名実ともに立派なピアニストです。

しかし、どこかの段階でその才能が押しつぶされてしまうかも、と思った方も少なくなかったと思います。

それを危惧して色々アドバイスを下さったのが中村紘子さんだそうです。

ピアニストはコンサートの経験を積むことによって、演奏の実力をつけたり、外部にアピールしたりということをします。

その折のステージマナーは芸術家として非常に大事だということを牛田さんは中村紘子先生から教わりました。

1.ステージ上に登場するときはペコペコとお辞儀をしながら来るのではなく、堂々とまっすぐ歩きなさい

つまり~今からお客様を素敵な芸術空間にお連れします~という精神が大切だということです。

ロングドレスの裾を思い切り持ち上げて登場される女性の方が時々いらっしゃいますが、あれはみっともないですね。

どんな演奏をされるのか…ちょっと心配になります。

2.ステージ上のお辞儀は深々としなさい

きちんとしたお辞儀は、神聖なるステージに対する敬意と足を運んで下さったお客様への感謝の気持ちだと思います。

軽く会釈程度で椅子に座るなどというのはもっての外ですね。

3.演奏が終わった後、たとえ致命的な失敗をしたとしてもステージ上では堂々としていなさい

これもステージ上は素敵な芸術空間であるという意味だと思います。

そのミスも含めて今回の演奏は大成功だったという後味が大切なのです。

それからもしかしたらミスに気付かなかった方もいらっしゃるかもしれないので、わざわざ失敗をばらす必要もないでしょう。

ピアニストは楽屋へ引っ込んだ時に顔面蒼白になったり、泣き崩れたり、ハイになったりと大変なのです。

これらは非常に大事なことで、ピアノ教室の発表の場でも伝えて行きたいことだと思いました。

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物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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