バレエピアニストという職業について~3.

夢のように気楽な感じでバレエピアニストをさせていただきましたが、私はその後しばらく海外で暮らすことになり、バレエピアニストの仕事は一旦辞めることになりました。せっかく慣れてきたのにもったいなかったです。しかしバレエピアニストのご縁はまだ続きます。

海外では演奏活動をしたり日本人の子供にピアノを教えたりと、仕事は結構ありました。

ある日の事、RBAいわゆるイギリスのロイヤルバレエアカデミー系列の
バレエスクールからバレエピアニストのお話がありました。友人の友人がバレエ教室の先生だったのです。チャイニーズ系の方でした。

その国では年に1度、バレエのグレード進級テストがあるのですがイギリスから審査員が来られます。いつもはCDでレッスンをしているそうなのですが、試験では生ピアノが必須とのこと。

試験まで3週間と迫った頃、なぜか伴奏者がドタキャンになり、試験本番でのピアニストをしてくれないかと頼まれたのです。私は即答を避け、とりあえずレッスンを見学して全ての楽譜を借りて帰ることにしました。

ロイヤルバレエのグレードテストは曲が決まっています。生徒達はその曲に合わせて、決まった振り付けで踊ります。テストの曲だけ練習すればよいので楽勝かと思われました。・・・が、即答を避けたことは正解でした。

ロイヤルバレエアカデミーのグレードテストは普段のレッスンと同じ形式だったのです。バーから始まって、床いっぱい使って踊るものになり最後はキャラクターダンスと言ってロシアやポーランドの民族舞踊になります。

6人くらいまとめて行うのですが1つのグレード試験で約1時間かかると言うのです。

先生からは、数十名全員分弾いてほしいと頼まれました。グレードは4階級くらいあったと思います。もちろんグレードによって曲目が違います。

OMG!!

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