幼児のピアノレッスン

宿題に出した曲を弾かせてミスを直す。 簡単に次の曲の説明をして、「これとこれ、宿題ね！」という。 導入期のレッスンとしては、ピアノ講師の務めを放棄しているレッスンと言えると思います。

私は子供のレッスンに聴音を取り入れています。 聴音は「音の高さを正確に聞き取ること」が重要ですが、もう一つの柱は「第１拍目を感じ、リズムをパターンに分けて聞き取ること」です。

特に小さい生徒さん達にはピアノを楽譜どおりに弾くピアノレッスンのプラスアルファとして、楽譜がないピアノレッスンも必要だと思っています。 現実問題として、案外役立つのは後者の方なのです。

親子の生徒さんの出張レッスン。 ふとピアノの上を見るとコピーしたフラットだらけの楽譜がありました。 『ねこ踏んじゃった』でした。 ご存知この曲は弾くと簡単ですが、楽譜にするとすごく難しいのです。

ピアノを習い始めた当初はすらすらと進みます。 宿題はよほどのことがない限り、１回で合格になります。 私はいつも次の曲の宿題を初見で弾かせるのですが、中には「これもあれも練習した」とがんばってくる生徒さんもいます。 今まで […]

ピアノのミスタッチは、大人の方の場合は練習不足がほとんどですが、子供の生徒さんの場合は集中力が欠けている時も多いです。 しかも子供なら、集中していないことは音色や目力で一目瞭然です。

音感・リズム感が悪いのには思い当たる原因があります。 これは正直、親御さんのちょっとしたことが必要です。

ピアノを弾く練習を始めてから順調に進んでいた生徒さん。 初見も結構早いし・・・と思っていた私が甘かった。。。 実はお母さんが家で毎回新しい曲を自ら弾いて聞かせ、生徒さんは楽譜をあまり見ないでそれを丸覚えで弾いていた、とい […]

５月、６月は学校や幼稚園の新学年にもそろそろ慣れてきて、新しい習い事に挑戦しやすい時期です。 うちのピアノ教室にも体験レッスン希望者やお問い合わせがたくさんありました。しかし幼児の中にはママにべったりだったり、言葉も通じ […]

４歳のＣちゃんは、『バーナムピアノテクニック』の導入書を練習しています。 ９番、１０番に「右手でクギをうつ練習」「左手でクギをうつ練習」というのがあります。 それぞれ、親指の音を最後まで伸ばしながら、中指で連打するという […]