角野隼斗(かてぃん)さん 1次予選の演奏♪第18回ショパン国際コンクール
YouTuberとしても大人気の角野隼斗(かてぃん)さんは、クラシックファン以外にもたくさんの方に応援されています。
10月4日(月曜日)19:30からということで、見やすい時間帯なのでリアルタイムでご覧になった方も多かったと思います。
ファン待望の待ちに待った演奏でした!
角野さんとスタインウェイピアノの繋がりや師匠についても書いています。
角野隼斗(かてぃん)さんのプログラム
▶Nocturne in C minor Op. 48 no 1
ノクターン ハ短調 作品48 No.1
予備予選でも演奏されていました。
▶Etude in C major Op. 10 no 1
エチュード ハ長調 作品10 No.1
『ピアノの森』のオープニングテーマで使われていた曲
▶Etude in B minor Op. 25 no 10
エチュード ロ短調 作品25 No.10
オクターブ連続の難曲
▶Scherzo in B minor Op. 20
作品20 スケルツォ第1番
角野隼斗(かてぃん)さんの1次予選の演奏
角野隼斗(かてぃん)さんの演奏前の舞台裏の様子は2:37:37辺りからご覧になれます。
演奏前はとにかく目前の演奏に集中しようとされていて、舞台に続く通路を見つめておられました。
角野さんの演奏は2:39:26辺りからご覧になれます。
予備予選より落ち着いて弾き始められたと思います。
メロディーがくっきり浮き彫りになる角野さんの演奏は、聴いていて安心感がありました。
反田さんとエチュードが2曲とも被っていたのですが、お二人の個性が出ておもしろかったです。
角野隼斗(かてぃん)さんの1次予選演奏後インタビュー動画
予備予選よりもはるかに楽しく弾けたとおっしゃる角野さん。
コンクール中も進化を遂げるかてぃんさんを応援しています!
角野隼斗(かてぃん)さんとスタインウェイピアノ
ピアノはもちろんスタインウェイ。
というのも角野さんはホロヴィッツ、アルゲリッチら世界のピアニストが名を連ねるスタインウェイ・アーティストに2021年8月に選ばれたのです。
実はそれより前の2020年4月にスタインウェイピアノを購入されています。
2019年4月にPTNA特級でグランプリに輝いたときの副賞が、スタインウェイピアノの1年間貸与でした。
貸していただくときに、よく出回っているハンブルグ製ではなく、ちょっと癖のあるニューヨーク製を選ばれたそうです。
1年間かけて角野さんの求める音色になってきたのでしょうね。
1年後にそのピアノを定価の2割引きで譲っていただけるということでしたが、スタインウェイはちょっとしたマンションも買えるほど高額です。
角野さんの購入金額は1250万円也!
購入は期限ぎりぎり1分前まで迷われたそうですが、今となっては一期一会の出会いに感謝されておられるとか。
当時は分割で払われていたとのことですが、もしかしてYouTuberとしての爆発的人気のおかげで、完済されているかもしれませんね。
角野隼斗(かてぃん)さんのコンクール開始前インタビュー動画
英語でのインタビューです。
直に特別な感覚を観客から受け取れるから、基本的に舞台で演奏するのが好きです。
それと同じくオンラインでの演奏も好きで、皆さんからのコメントからも色々なことが感じ取れます。
というようなことをおっしゃっておられます。
パリ在住の師匠
9月21日の角野さんのツイッターにこのような投稿がありました。
「ルイサダに会いにパリに来た 1年半ずっとオンラインでレッスン受け続けてついに対面できた感動」
ルイサダとは ジャン=マルク・ルイサダのことで、ブーニンが優勝した1985年のショパン国際ピアノコンクールで5位に入賞されました。
NHKテレビの『スーパーピアノレッスン・ショパン編』に講師として出演されて、すっかり日本でもおなじみのピアニストです。
柔らかくて暖かな雰囲気が角野さんにソックリだと思いました。
合格発表は10/8(金)です。
その他の角野隼斗(かてぃん)さんに関するブログもご覧ください♪
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。