沢田蒼梧さん1次予選の演奏♪第18回ショパン国際ピアノコンクール
第18回ショパン国際ピアノコンクール1次予選に、日本人コンテスタントのトップバッター、沢田蒼梧さんが登場されました!
10月3日(日曜日)翌日深夜4:00からということで、早起きをしてご覧になった方も多かったのではないでしょうか。
沢田さんは名古屋大学医学部医学科の学生さんです。
角野隼斗(かてぃん)さん同様高学歴の理系男子で、音大に入学しなかったという点で大変注目されています。
沢田蒼梧さんのプログラム
▶ Ballade in G minor Op. 23
作品23 バラード第1番
羽生結弦選手の使っている曲
▶Nocturne in D flat major Op. 27 no 2
ノクターン 変ニ長調 作品27 No.2
▶Etude in G sharp minor Op. 25 no 6
エチュード 嬰ト短調 作品25 No.6
右手3度重音で半音階を弾く難曲
▶Etude in C sharp minor Op. 10 no 4
エチュード 嬰ハ短調 作品10 No.4
のだめがシュトレーゼマンに「ずいぶん変わったショパンでしたけど良かったですよ、楽しそうで」と言われた曲
沢田蒼梧さんの1次予選演奏
沢田蒼梧さんの演奏前の舞台裏の様子は4:01:48辺りからご覧になれます。
アナウンスがはじまるとキリッと表情が変わるのが印象的でした。
演奏は4:04:22辺りからです。
ピアノはシゲル・カワイ。
ほとんどのコンテスタントがノクターンから始めるのに対して、バラード第1番からという演出が光っていました。
ノクターンからはそのまま続けて1曲目エチュードに入ったのも計算されています。
緻密に考え抜かれた音で、これぞショパンという音楽でした!
沢田蒼梧さんのコンクール開始前インタビュー動画
沢田さんの師匠は、2005年第15回ショパン国際ピアノコンクールで4位に入賞された関本昌平さんです。
関本先生の影響でショパンを一層好きになり、今回エントリーされたとおっしゃっています。
合格発表は10/8(金)です。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。