聴音をやってみて気付いた学校のテスト等の共通点
2019.11.15
聴音、いわゆる耳コピですが、うちのピアノ教室では子供の生徒さんに毎週問題を出しています。
耳の訓練はもちろん、楽譜の書き方を学べるのでとても良いと思います。
各生徒さんの取り組み方を見て気付いたことがありました。
聴音の問題の出し方は、メロディーを何回か聴きながら、その音を楽譜におこしていくというものです。
ところで全く見直しという作業をしない生徒さんが多いのにびっくりしました。
書きあがったらそこで満足してしまいます。
「書き終える=できた」なのです。
その結果うっかりミスも多いし、あきらかに間違っている点にも気付きません。
おそらく学校のテストもそんな感じだと思います。
書き終えても「できた」ではなく「一応できたけど、できていないかもしれない」というところからの見直しが大切なのです。
「最後の1秒まで間違えていないか確認すること!」といつも言っていますが、なかなか直りません。
粘るという作業に慣れていないようです。
聴音についてのブログはこちらから♪
大丈夫ですか?幼児期に大切な音の聞き取り
続・大丈夫ですか?幼児期に大切な音の聞き取り
ピアノのレッスンで子供に聴音を教えている理由
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。