大丈夫ですか?幼児期に大切な音の聞き取り
2018.01.11
幼児のピアノレッスン / 音感
私は小さい生徒さんにはいつもノートをやらせています。
音符や記号の書き方や名前を教えたりもしますが、聴音をするのがメインです。
はじめは「ド」と「レ」の区別も不確かですが、4~5歳になると4小節のメロディーを1回でノートに書き取ることができるようになります。
そうなると聴音が楽しくて仕方がないようになってきます。
興味がある時にどんどんやらせるのが私流なので、そういう生徒さんには聴音に力を入れています。
かなり長い期間「ド」と「レ」の区別ができなかった生徒さんもいました。
もしかしたら年齢的に少し遅かったのかもしれないと思いましたが、根気良く続けていくとある日突然取れるようになり、今ではどんな音も大丈夫です。
小学4、5年生で他の先生から変わってきた子供の中には、可愛そうなことに全く音が聞き取れない子もいました。
音が上がっているのか下がっているのかもわからない時もあります。
ピアノは普通の進度なのに、もったいないことです。
同じ年齢でピアノレッスンをはじめても、初めから音が区別できる子と全く取れない子がいます。
この違いは何かと考えたところ、ある結論に至りました。
続きは次回に。
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。