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ピアノのレッスンで子供に聴音を教えている理由

2017.07.10

私は子供のレッスンに聴音を取り入れています。

聴音は「音の高さを正確に聞き取ること」が重要ですが、もう一つの柱は「第1拍目を感じ、リズムをパターンに分けて聞き取ること」です。

単旋律のメロディーだけで第1拍目を感じることは、なかなか難しいですが、この第1拍目がわかると、聴音の課題の三分の一はクリアできたと言っても過言ではありません。

どんなに複雑なリズムも、結局は音符と休符の組み合わせなので、パターンを理解してしまえばパズル感覚で当てはまります。

ピアノを弾くことは、楽譜を見る→分析する→弾く→聞く(調整する)という繰り返しです。

一方聴音は、聞く→分析する→書く、の繰り返しです。

聴音は、何もないところから楽譜を作っていくので、分析力の訓練になることは間違いありません。

つまり聴音が良く出来る人は、初見もはやいのです。

簡単な楽譜をその通りに書き写すことも時々やらせています。

いつも目で見てわかっているはずのことでも、自分で書いてみると色々な発見があります。

先日、中学校の定期テスト対策というブログを書きましたが、うちに小さいときからレッスンに来ている生徒は、たとえ5分でも普段からこのように楽譜についての勉強をしているので、試験前に焦らなくても点は取れているというのが自慢です。

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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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