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続・大丈夫ですか?幼児期に大切な音の聞き取り

2018.01.13

先日の続きです。

過去の生徒さん達を振り返っても、ピアノを始めた年齢などに関係なく、出来る子出来ない子がいます。

最近になって原因かと思われる糸口を見つけました。

私は初級者の併用曲集として、良く耳にする童謡や曲が入っているものを選ぶようにしています。

子供達は自分が知っている曲を弾くのが大好きだからです。

しかし音が取れない生徒さんは知らない曲が多いことがわかりました。

橋本晃一編の『やっぱりピアノがすき!』というシリーズは、世界の童謡を始め、テレビアニメの曲や映画音楽、簡単にアレンジしたクラシックの名曲などが入っていて、私はなかなか気に入っているのですが、音が取れない生徒さんはその中の童謡についてほとんど知りません。

後ろで聞いているお母さんは「えっ?知らないの?」と言いながら、私が弾き始めると自分で口ずさんでおられました。

おそらくお母さんは「幼稚園で習わなかったの?」または「最近のテレビではこの曲は歌わないの?」という感覚なのだと思います。

同じ曲集を使っているもう一人の生徒さんは、ほとんどの歌を知っています。

テレビを付ければ音楽は溢れています。

『お母さんと一緒』などの幼児番組は、おそらくどの子も見ていると思います。

しかし基本はお母さん、お父さんが歌ってあげるとか、流れている音楽に合わせて一緒に口ずさんで教えてあげるということだと思います。

モーツアルトを小さいうちから聞かせて音感教育を・・・という構えたものではなく、『ちゅうりっぷ』『ぶんぶんぶん』『ちょうちょう』などの簡単な歌こそ、音感教育の第一歩なのです。

これから子育てが始まる若い親御さんには、ぜひ実践してほしいと思います。
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物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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