関ジャニ∞ 第6回(2018年3月)Theモーツァルト 音楽王No.1決定戦~最強プロ軍団対最強学生軍団
前回の続きです。
今回はミスタッチの数で勝負している訳ですが、その試合内容について思うところを書いていきたいと思います。
まず、最強プロ軍団対最強学生軍団という枠について。
ピアニストがプロであるかそうではないかというところは大変微妙です。
音大を卒業したからプロピアニストとも言えず、将棋やゴルフのようにプロテストがある訳ではありません。
チケット代が発生するコンサートを開いたとしても、ピアニストとして食べて行けるかどうかは、残念ながら日本では大変厳しい現実があります。
今回出演されたプロピアニストの方々は「世界で活躍するプロピアニスト」というネーミングですが、海外の方がプロとして活躍しやすいというのが正解でしょう。
また、最強高校生として出場された亀井聖矢さんは、既にリサイタルも何回か開いておられ、ホールが満席になるほどの人気です。
もちろんこれからも勉強と経験を積み重ねて立派に成長されていくと思いますが、既にプロピアニストに近い方だと思います。
そしてプロピアニストと言ってもずっと特定・不特定の先生に師事しているので、ピアニストというのは生涯学生のようなもの。
ピアニストに「プロ」が付くのは、日本のクラシックの世界ではピントが外れているのかもしれません。
結局、試合では学生の方が優勝されたのですが、本当の演奏がどのように素晴らしいのかはまだわかりません。
しかし、演奏経験と日々の練習に裏付けされた自信からくるメンタルの強さには脱帽です。
まだ書けそうなので続きます。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。