楽しくピアノを弾けるようになりたいと願うなら

「楽しくピアノを弾けるようになってほしいです。」

体験レッスンアンケートに書かれる保護者の方が多いです。

しかし、何かを習得するのに楽しいばかりではありません。

私がまだピアノ教師として新米の頃、同学年のaちゃんとbちゃんは一緒にピアノを習い始めました。

二人共利発そうな女の子です。お母様方もとてもしっかりした感じの方でした。

aちゃんはどんどん宿題が進みましたが、bちゃんは譜読みが苦手で難航していました。

1年経った頃にはaちゃんはすでに4冊目に突入していましたが、bちゃんはやっと2冊目が終わる頃。ずいぶん差が開いてしまっていました。

しかし私にはaちゃんに気になる点が…aちゃんは反抗期を迎える頃からだんだんと弾けなくなってきたのです。

理由は後でわかりましたが、今まで手をかけ過ぎていたお母さんと喧嘩が絶えず、お母さんが下見をギブアップしてしまったためです。

一方、つまずきながらもコツコツと頑張っていたbちゃんはスラスラ楽譜が読めるようになり、楽しくなってきています。

残念ながらお母さんが手をかけ過ぎるとこのような結果になります。

ピアノの本当の楽しみは譜読みがしっかり自分でできるようになってからなのです。

なんのためにピアノを習わせるかということを今一度考えてほしいと思います。

ピアノの先生に対して子供が恥をかかないように、というのが目標ではありません!

それを教訓として、保護者の方に体験レッスンの時にお話しさせてもらっています。

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