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癖のある弾き方にどのように向き合うか?

2017.05.31

大人の生徒さんで、指の関節をどこも曲げずに鍵盤を押さえ、その指を鍵盤の上で何度もスリスリする方について、勉強会のメンバーに意見を聞いた続きです。

その4.
「大人はなかなか新しい奏法に馴染めないし、前の先生に傾倒してるのならば、余計にやり難いと思います。

手の使い方は先生によってかなり違いますが、今主流は無駄のない動きの少ない奏法です。

動きが多いのはやはり不合理ですからね。

レッスンでかなり嫌な思いをなさると思いますが、しばらく我慢して下さいね。」

その5.
「スリスリの生徒さんですが、いますよーそういう方。

一つの案ですが、前の先生を尊重して、まず脱力の第一段階として、前の先生がおっしゃったその方法は大正解と言っておきましょう。

実際脱力し易くなったのですから。

今はその段階をクリアされたので、第二段階として、指を鍵盤から動かさないで(鍵盤に吸い付いたままで)弾く弾き方を教えます。

多少は脱力を確認する為に手首は緩めたり回したりしても良し。

それが出来るようになったら第三段階として、手首も無駄な動きをしないで脱力出来るように、と少しずつレベルアップさせていくのはどうでしょう?

なかなかすぐには難しいと思いますが、大人の方は頭で理解して下さいますので、じっくり説明すればだんだん良い弾き方を理解して下さると思います。」

ということで、色々な意見が聞けて良かったです。

しかし結局その方とはご縁がありませんでした。

あれからぴったりの指導者が見つかったかどうか…。

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物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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