前のピアノの先生を1ヶ月で辞めてきた生徒さん
先日ピアノレッスンのお問い合わせがありました。
その方は去年、転勤でこちらに来られたそうです。
家の近所に前の先生と同じ大学を卒業されたピアノの先生が見つかり、そちらに早速通われたということです。
しかし、新しい先生に手の形を矯正されて、指にも負担がかかりストレスが溜まってしまったので、1ヶ月で辞めてしまわれました。
以前の弾き方は、打鍵後に鍵盤の奥に指を滑らせるような感じということでした。
新しい先生は指先で打鍵し、打鍵後には指を動かさないように指導されたそうです。
一番辛かったのは、好きな音色でなくなってしまうということだったので、できれば前の先生と同じ弾き方を指導してくださる先生を捜しておられるということでした。
「前のピアノの先生と同じ弾き方であればうれしく思います。」とメールをいただきましたが、私は基礎が出来ていない人が指を寝かしぎみに弾くことは賛成でない一方、打鍵後に力を抜くことは賛成であると告げました。
そして同じ大学といっても指導する先生によって弾き方が全然違うので、前の先生と同じ門下生、つまり前の先生が師事されていた先生の生徒さんを当たられた方が確実かと思うということを申し上げました。
門下生は必ずしも同じ音大であるとは限らないので、先生の先輩・後輩・ご友人など、全国にいらっしゃるかと思います。
「打鍵後に鍵盤の奥に指を滑らせるような感じ」とはどういう弾き方か疑問ですが、とにかく一度体験レッスンをさせていただくことになりました。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。