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大人の生徒さんの癖の強いおかしな弾き方をどうするか?

2017.05.29

指の関節をどこも曲げずに鍵盤を押さえ、その指を鍵盤の上で何度もスリスリする大人の生徒さん。

ピアノ勉強会のメンバーは、親身になってそれぞれ意見を出して下さいました。

いくつかご紹介したいと思います。

その1.
「私は父の転勤で、先生がよく変わりました。

そのたびに先生の主義が違ってずいぶん苦労しました。

全く反対の主義の先生に変わったことも。

直すのは大変な努力が要りました。

そんな経験から、色々な主義があってもいいと思ってますし、仕上がったものがちゃんとしていればいいと思ってます。

だから、ぼちぼち合わさればいいのじゃないでしょうか。

ピアノは学校の勉強と違って、いつまでにしなければならないとかはありませんし、まして大人の方だし。」

その2.
「最近は大人の生徒さん受付けてないんです。

アクの強い弾き方を指導するのは大変なので。

そのスリスリ、精神衛生上大変良くないですね。

すぐに弾き方を変えるのは大変ですし、その方が弾けなくなっちゃったら何にもなんないですものね。

例えばスリスリする暇もないような、忙しいドビュッシーとかをしばらくやってみるとかはいかがですか?」

その3.
「なかなか一言では言い尽せません。

ご本人が楽に弾けるのなら(精神的にも)あえて今すぐ、直しなさい、とまでは言わなくても良いかなとも思いますが、状況を思い浮かべると滑稽な弾き方ですね。

時間をかけて信頼関係ができてから、少しずつ無駄な動きを無くす様にアドバイスされてはいかがでしょうか?」

アドバイスは続きます。

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物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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