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コーラス指揮者とピアニストのバトル

2016.06.16

第3部と第4部の間に伴奏ピアニストのソロがありました。

ピアニストは40代男性でプロの方です。

プログラムはリストの『ため息』

緊張と熱気で汗だくになっておられます。

「『ため池』になるかもしれない・・・」とつぶやきながらステージに上がられました。

曲紹介は自らマイクを持って語られたのですが、それがまた止まらない!

いったい演奏はいつになるの?

さっきは緊張で顔面蒼白だったのに、緊張すればするほどしゃべりが止まらない方もいるんですね。

その後、第4部、最後のアンコールまで全ての演奏が終わり、指揮者先生(70代・男性)がステージでご挨拶をされました。

ジャズトリオの方々も一言ずつ感想などおっしゃいました。

その後ピアニスト先生もご挨拶をされる予定だったのですが、指揮者先生はピアニストを呼ぶのをすっかり忘れているのです。

指揮者先生がいつまでたってもピアニストさんを舞台に呼ばなかったので、私は舞台袖からピアニストさんに「さぁ、今出て行って下さい。」とお願いしたのですが、彼は呼ばれもしないのに出て行く度胸までは持ち合わせていなかったのです。

そのうち拍手も鳴り止み、仕方なく暗転になったのでした。

指揮者先生がピアニストさんを最後の挨拶に出迎えて下さらなかったことは、私にとっての最後の仕事が出来なかったみたいで後味の悪いものになりました。

リハーサルの時に「アンコールの後の流れを一度やっておきましょう。」と指揮者先生に申し上げたのですが、「その場の雰囲気でやるから、練習なんかしなくてもよい。」とおっしゃったのです。

無理やりにでもやっておけば良かった。。

終了後、指揮者先生はピアニストに「あっ、ごめーん。」と言っておられましたが、もしかして筋書きかもという話もリーダーから後で聞きました!

1週間前の練習で、両者かなりのバトルがあったそうです。

その上ピアニストのソロの時にかなり長くおしゃべりをされたので、指揮者先生もカチンと来ていたかも!

ただでさえ指揮者先生の日頃のレッスンにつむじを曲げているピアニストさんは、これをきっかけに爆発して辞めてしまうかもしれないと、メンバー達はヒヤヒヤしていました。

特にリーダーは真剣に指揮者先生に文句を言われたようです。

指揮者先生は改めてピアニストさんに謝罪され、なんとか収まりましたが・・・。

 
LINEレッスンの画面イメージ

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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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