発表会の選曲はむずかしい曲に挑戦すべきだろうか?
友人のピアノ教室との私のピアノ教室の合同発表会を1年後にするという報告を、生徒さん達にしているところです。
喜ぶ人、複雑な人、いろいろですが、とにかく動き出しました。
立派な会場の割には生徒数が少ないので、なんとかこの1年でもう少し生徒を開拓したいところです。
そうしないと、生徒さん達の会費の負担も大きくなるからです。
私がある大人の生徒さんに弾いてほしいと思っていた『幻想曲さくらさくら』は、なんと友人の所の70才代の生徒さんが弾かれるそうです。
なので予定変更してまた考えないといけません。
昨日はその方のレッスンだったので曲の希望を聞いてみたところ、古典派はきっちりしたテンポなので崩れると目立つから、ロマン派の方がよいとのこと。
なかなか自分の弱点をわかっていらっしゃると感心しました。
発表会では、わざわざ自分の苦手なタイプの曲を選ぶ必要はないと思います。
むしろ、指が良く回る人や、ダイナミックな音が出る人は、その長所を生かすべきだと思っています。
発表会の曲をかなり背伸びして選ぶ人もいますが、私はあまり賛成できません。
今の実力を遺憾なく発揮できる曲の方が、結果的には成功すると思います。
難しい曲を浅くやるよりは、自分に合った曲で、レベルの高い演奏をする方が勉強にもなるし、聴く方もその方がよいに決まっています。
大人の人には早めに曲を渡すほうが良いと思うので、これからじっくりと曲を選んでいきたいと思っています。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。