コーラスのステージマネージャーを引き受ける
知り合いのコーラスサークルのリーダーから突然電話があったのは、約1ヶ月ほど前のことです。
リサイタルのステージマネージャーをしてもらえないかという話でした。
ご高齢のお姉さま方が多いので、舞台に集中したいとのことだったのです。
迷っていましたが、押し切られる形で引き受けてしまいました。
ピアノの発表会なら段取りはわかるのですが、コーラスの裏方は初めてです。
ステージマネージャーと横文字にすると立派ですが、アナウンスの構成、照明の色、ピアノの場所や曲による蓋の開閉決め、譜面台、暗転のタイミング、出演者や先生方の誘導など、要するに雑用係全般です。
リサイタルの構成は、第一部が日本歌曲、第二部がアカペラ、第三部がゴスペル、第四部が映画音楽です。
アンコールも2曲用意しています。
第一部は白いロングドレスの上にシルバーのブラウスを着て、2段に乗ります。
第二部は段から降りて自由な配置。
アカペラなのでピアノは隅に移動します。
休憩が入り、第三部はお揃いのTシャツに黒いパンツ。
ピアノも真ん中に復活。
第四部との間のお着替えタイムに、伴奏のピアニストがソロを弾かれます。
第四部はプロのジャズピアニスト・サックス・ベース(指揮者先生のお友達)が加わり、それはそれは豪華になります。
白いロングドレスのみで、1曲ずつ照明の色を変えます。
ここまでは決まっているようでした。
私はタイムスケジュールを眺めながら、イメージトレーニングに追われることになりました。~続く
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。