ピアノ曲の難易度別分類で一番決めにくいところ
2019.07.28
ピアノ曲では表現によって劇的に変わる曲があります。
Pianeysの発表会おすすめ曲での難易度を決める時に、一番難しいのはこのことです。
たとえばモーツァルトの作品は、子供が弾くには簡単だが大人が弾くには非常に難しいと専門家に言われます。
つまり、どれだけ音について真剣に向き合っているか、音楽の流れについて自分の考えがあるかを考えて弾かないと幼稚な曲になってしまうということです。
かすかな心の動きを譜面から読み取って表現しなければならないので、表現力が試されるのでしょう。
子供でも大人顔負けの表現をする人がいますが、やはり経験豊富な大人の方に弾いてほしい曲というのがあります。
ピアノを演奏する際の表現方法としては、強弱、緩急、間などがあり、主に楽譜には書いていないセンスの問題も含まれます。
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。