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ちっとも不安そうに聞こえない、ブルグミュラー『気がかり(心配)』

2017.03.06

ブルグミュラーの『気がかり(心配)』を練習している生徒さんがいます。

・・・が、なかなか『気がかり(心配)』っぽく聞こえません。

原因は音の切り方にありました。

右手の「・ソファミ」の「ミ」が短すぎ、且つ大きすぎるのです。

「タッチに注意する」ということは、弾く瞬間だけ考えがちですが、その音を切るときも重要です。

プツンと音が切れると、とても子供っぽい響きになってしまいます。

鍵盤に当たっている指先の面積をだんだん小さくしながら、音をゆっくり離す練習は、とても効果があると思います。

私が見本で弾いてみると、生徒さんはすぐに理解して、少し不安そうな音になってきました。

そこでもう一度、はじめのように短くちょん切るような弾き方で弾いてもらいました。

これで完璧に理解できました!

少しの気遣いで、音の性格がとても変わることに気付いてもらったと思います。

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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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