問題発生!鍵盤の数は大丈夫??
初めての発表会に向けて頑張って練習している新しい生徒さん。
譜読みも順調に進み、一通りできました。
しかしここで問題点が2つ発生したのです。
1つ目の問題点は、激しいフォルテが魅力的な曲なのに、なかなか和音をフォルテで出すタイミングがつかめないことでした。
それは他の電子ピアノで練習している生徒さん同様、慣れてくると思っていました。
2つ目の問題点は、その生徒さんはいつも1回目に弾くときに、かなり鍵盤の場所を迷うことです。
これはもしかしたら・・・と思って、私は生徒さんにお願いしてみました。
「おうちの電子ピアノの鍵盤の数を数えてきてくれる?」
その結果、白鍵黒鍵合わせて32個しかないことが判明しました!
習いに来るときに電子ピアノがあります、とお母さんがとおっしゃっていたのですが、キーボードだったのです。
ということは、発表会の曲を楽譜どおり弾くことは、おうちでは不可能になります。
またキーボードなら音量も一定なので、強い音を出すタイミングがわからなかったのも当然です。
親御さんは事の重大さに気づいていらっしゃらないと思うのでご連絡してみました。
びっくりして、すぐに88鍵盤の電子ピアノを買ってくださいました。
ペダル付きのピアノをリクエストしておいたのでひとまず安心です。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。