ピアノ発表会が延期した場合、曲はどうする?
このコロナ騒ぎでピアノの発表会が中止になったり延期になったりという話もよく聞きました。
先生も生徒さんも悔しいというかむなしいというか…
残念でならないという気持ちが痛いほどわかります。
しかし、次に向けて出発するしかありません。
そこで曲をどうするかという問題が起きます。
同じ曲にするか違う曲にするか…
せっかく上手になってきたのに未発表のまま終わるのは残念ですね。
思い切って違う曲にする場合はまた一から頑張るのみですが、同じ曲で行く場合は注意点があります。
その曲をずっと弾き続けていると素晴らしく上手くなるかというと、そうでもないのが現実だからです。
細々と弾き続けずに、一旦終了して違う曲を練習した方が良いと思います。
その作曲家の他の作品でも良いし、全く別の他の作曲家の作品でも良いですね。
そうやって曲を寝かせておくと、再開した時に新しい発見があります。
また、別の曲をやっていくにつれて、新たに弾きたい曲が現れるかもしれません。
ただし、これはある程度弾ける大きな生徒さんの話です。
幼児や低学年の生徒さんは、身体の成長に伴って手も大きくなるし、ピアノのテクニックや表現力も目に見えて発達するので、絶対別の曲にするべきです。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。