大喜び!ピアノレッスンで木琴を使ってみる
昨年末の大掃除で納戸を片付けていると、古い木琴が出てきました。
レッスンに使えないか考えて、曲当てゲームをすることにしました。
木琴を叩く事は、ピアノを一本指で演奏することと同じ感覚です。
小さな木琴を初めて見た小さな生徒さんは興奮していました。
「なんでもいいから演奏してね。先生がその曲を当てるから。」
その生徒さんは見事に『ジングルベル』を演奏しました。
それから『かっこう』も!
しかしその後止まってしまいました。
「次は?」と促すと、「他の曲、思い出せな~い。」
なるほど『ジングルベル』も『かっこう』も最近弾いた曲です。
「何でも知っている歌でいいよ。『ちょうちょう』は?」
生徒さんは弾き始めましたが、なんだか怪しげです。
「楽譜がないとわからな~い。」
楽譜なしで色々な曲を弾けるようになるのも、とても大切なことです。
そっくりその通りでなくても、それらしくで良いのですが……。
『ちょうちょう』の後半は『チューリップ』になり、なんとか終了しました。
楽譜に載っている曲を練習することは大切ですが、私は聞いた曲を弾けるようになってほしいと思っています。
だからもっとピアノで遊んでほしいと願っています。
「じゃぁ、今度は先生がするから曲を当ててみてね。」
「うん!」生徒さんははワクワクしています。
私はその子が大好きな『ゴジラ』のテーマを演奏しました。
生徒さんは大喜び!
当分木琴が活躍しそうです。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。