スタインウェイ・ヤマハ・カワイ・ファツィオリ~名作漫画「ピアノの森」を読んで

「なんと…栄えあるショパンコンクールの初日の最初に日本のヤマハが使われるぜ。しかも弾くのはフランス人。」(『ショパンコンクールの基礎知識』ピアノの森 第13巻・第112話)

ショパンコンクールの司会者は、エントリーナンバー、演奏者名、国籍、演奏曲目、そして演奏者自身が念入りに選んだ使用ピアノをアナウンスします。

『ピアノの森』ではスタインウェイ、ヤマハ、カワイの3社となっていますが、実際の2015年ショパンコンクールの公式ピアノはスタインウェイ、ファツィオリ、ヤマハ、カワイの4社でした。

それぞれ一流の調律師チームが最高のピアノに仕上げ、一人でも多くのピアニストに選ばれるようにしのぎを削っています。そして、栄えある優勝者がどのピアノを使ったかということが大きな話題になります。

ショパンコンクールでは繊細で華やか、更に明るい音色が好まれるためか、スタインウェイD-274ヤマハCFXに人気が集中しています。

カワイはSHIGERU・KAWAIという最高峰の楽器を出していますが、弾きこなすのに時間がかかるようです。しかし相性が合えば素晴らしい音色が生まれるのは間違いないでしょう。

フィツィオリはまだ新しいピアノメーカーですが、評価が高くその活躍は目覚ましいです。しかしまだ各ホールに浸透している訳ではないので、演奏者にとっては少ない時間での判断を躊躇するのかもしれません。音色を変えることなく音量のみが小さくなるという4本目のペダルもあります。日本ではまだお目にかかれる施設が少ないというのが現状です。

それにしても、このような大きなコンクールに日本のピアノメーカーが2社も選ばれるとは驚きです。

最近私の友人がスタインウェイを買いました。びっくりするお値段でしたが、資産価値が上がるから投資目的も兼ねて購入したということでした。そのうちヤマハやカワイのピアノも、そのようになるかもしれませんね。

♪『ピアノの森』が好きなあなたへ、オススメの記事♪
ショパンが愛したプレイエルピアノ~名作漫画「ピアノの森」を読んで
全日本学生ピアノコンクールとは?~名作漫画「ピアノの森」を読んで
ショパンの国の民族舞曲・マズルカとポロネーズ~名作漫画「ピアノの森」を読んで

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください