自分にとってのピアノコンクールの意味とは?
2016.08.18
教授先生にピアノコンクールには出るようにと釘を刺された姪。
棄権するつもりだったので、今回の教授先生のレッスンでは遅れている音大受験課題曲のベートーヴェンを見て頂いたようです。
コンクールの曲はブラームスとバッハ平均律です。
これらの曲は結局コンクールの前々日の1回限りのレッスンでコンクールに臨むことになります。
姪からの電話でパニクっているのが伝わってきました。
「うわ~。どうしよう~!言い方がまずかったのかなぁ?最近はベートーヴェンばかり弾いていて、ブラームスはしばらく弾いてないのにぃ。ぎゃ~。もう、絶対無理!」
しかし、しゃべりながらだんだん気持ちを切り替えているようでした。
「でも教授先生に逆らうのもまずいし・・・教授先生の言ってることも当たってるしなぁ。」
そして結論は
1.コンクールは棄権しない。
2.コンクールに向けて仕上げるのではなく、音大受験に向けての途中経過ということで丁寧に練習する。
3.賞は意識せず、あくまでも勉強として受ける。
私や家族が同じような事を言っても頑なに聞き入れなかった姪は、短時間で見事に気持ちを切り替えました。
ピアノコンクールに向けて闘志満々です。
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。