まむし指になるのはなぜ?
どうして「まむし指」になってしまうのでしょうか?
手の骨が発達していないうちに、適切な指導を受けずにピアノを弾くとこうなってしまう可能性が大きいと思います。
初歩の段階でのピアノ講師の判断と指導が重要
ピアノを習う前から家にピアノがあって、適当に弾いているお子さん達に実は危険です。
早期教育が重要といっても、まだ骨がぐにゃぐにゃな小さい子供は、音感教育から始めるほうが良いと思います。
3歳でもしっかりした手の子はいるし、5歳近くになっても危なげな子もいて個人差があるので、初歩の段階でのピアノ講師の判断と指導が重要なのです。
しかし肝心のピアノ講師がいい加減な指導をしていると、Kちゃんのように才能の芽をあやうく摘んでしまうことになりかねません。
ピアノ講師で「まむし指」について知らない人も結構いると思います。
一口にピアノを教えていると言っても、様々な経歴の方がいらっしゃいます。
大学生が登録する家庭教師の生徒募集ページに、算数や国語を教えるのと同じくピアノも初心者ならOK、とかなりの人が書いて登録しています。
やはりピアノはピアノの専門家に任せるのが一番だと思います。
また、まむし指と言っても千差万別で、ちょっと注意すれば自分の意思で直せるものから、関節が埋没している人まであります。
過去に私の生徒にも後者のタイプがいて、骨が内側に戻ろうとする力は半端ではありませんでした。
この子はどうしても音大に行くと言うので辛い矯正に耐えて、音大に進みました。
生徒達はずっと留まっているとは限りません。
転勤やいろいろな理由で、別の先生の所に行く可能性がある訳です。
次の先生にお渡しする時に恥ずかしくない教え方をしたいと思います。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。