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偉そうに教えてはいるけれど実は弾けない

2016.01.14

姪の次の自由曲はブラームスの小品op.119-4のラプソディです。

この曲をいただく時に、教授先生は「今までにブラームスは何を弾きましたか?」と聞かれたそうです。

姪は何も弾いていませんでした。

本来ならば、op.79-1かop.79-2のラプソディは済んでいるほうが望ましいのですが。

実は私も、op.119-4は弾いていません。

いつかは弾きたいと思っていたのに姪に先を越されてしまいました。

大先生の体調がまだ良くないので、私が姪のカバーせねばならず譜読みを始めました。

曲は何回も聴いたことがあるのですが、聴くと弾くのは大違い!

その上ブラームス特有の暗さ、重さ、深さを出していくには、姪には荷が重いだろうと感じました。

姪の下見をしましたが、自分では弾けなくてもなんとか指導はできるのです。

音のミス、長さ、指使いなど姪が間違っていれば完璧にわかります。

これは初見力と、長年の経験でしょう。

しかし恐ろしいことに自分ではあまり弾けないのです。

これほどこの曲のことがわかっているのだから、もしかしたらもう弾けているのかもしれないと幻想をいだきましたが、やはりダメでした。

この曲においての演奏は今ではもう姪以下です。

私が姪に指導しているところをもし誰かがご覧になったら、たぶんその人は私がその曲をバリバリ弾きこなしていると思われるでしょう。

姪もそう思っていると思います。

おそらく世の中のピアノ講師で、このような教え方をしている人が結構いるのではないかと思います。

自分ではあまり弾けないのに指導している先生が・・・

しかしやはりそういう指導は本物ではなく、ごく当たり前のことしか教えられないのです。

やはり大先生や教授先生クラスの方は弾ける曲の量が膨大なのです。

 
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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