[私の楽譜体験記] はじめに
2021.05.19
音大に行く人はどういう教材を使ってきたのですか?
という質問をよく見聞きします。
ピアノの教本の流れは千差万別。
その中で弾く曲も100人いたら100通りあります。
一概に何が良いかを決めることはできないので、私が初心者だった幼少期から、その後中級〜上級と進んでいく楽譜の流れを書き起こしてみようと思います。
一般には受験コースのピアノレッスンは、5種類の楽譜を併用して進んでいきます。
受験コースで使う5種類の楽譜
- 指の訓練の曲
- 練習曲
- バロック音楽
- 古典派音楽
- ロマン派音楽・近代音楽
ロマン派と印象派・近代を分けて6種類の楽譜で習われる方もたくさんいらっしゃいます。
あらゆる時代の曲がまとまった曲集もあります。
バロック、古典派、ロマン派など、クラシック音楽の時代については簡単音楽史のページをご参考ください。
もちろん今は当時よりも入門書は増えているので選択肢はより複雑になっているでしょう。
楽譜選びに迷われた方の参考になれば嬉しく思います。
私の使ってきた楽譜の全体像はこんな感じです。
今後数回にわたって、幼少期〜大学時代までを振り返っていきますので、もしご興味ある方はお付き合いいただけると嬉しいです。
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。