高齢者介護施設でのコンサートの選曲の解説は?
有料高齢者介護施設でのピアノ連弾コンサートの選曲についての続きです。
【関連ブログ】高齢者介護施設でのコンサートの選曲は?
演奏するに当たり、プチ情報を混ぜ込むのも重要です。
そのお役目も私達でさせて頂きます。
「おもちゃのチャチャチャ」が発表された時、南米の大人のダンスであるチャチャチャを 子供の曲に使用するのはいかがなものか!と大議論を巻き起こしたとか・・・。
「通りゃんせ」には不気味な裏話があるとか、
「ちいさい秋」は病気の子供が窓から見た景色を歌っているのだとか・・・。
「ドレミの歌」はサウンドオブミュージックの名曲ですが、ペギー葉山さんがアメリカでミュージカルを観て感激し、楽譜を売店で買ってきて日本語に訳して紹介したのだとか・・・。
ペギー葉山さんと言っても若い方はわからないかもしれませんが、こちらの皆さんは青春時代を思い起こされる方です。
こちらの施設には以前も演奏させて頂きました。
全員が認知症の方ですが、皆さんとても熱心に聞いてくださり喜んでいただきました。
今回のコンサートはおそらく記憶としては残らないかもしれませんが、その場を楽しんで、若い頃の記憶を呼び起こしてくだされば本望です。
どんな小さな演奏会でも手を抜かないことというのが、友人と私の同意見。
誰が聞いているかわからないし、どんなチャンスが待っているかわかりません。
今日も連弾合わせ頑張ります!
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。