ピアノのお稽古がどういうものかわかっていない
2018.05.24
ピアノは他の習い事と違って、教室に来て弾くだけのお稽古事ではありません。
体験レッスンや入会の時に親御さんにもお話しするのですが、子供には通じていないのかなと思います。
確かに楽譜が簡単な頃は練習しなくてもそれなりに進みます。
しかし、だから家で練習しなくても良いということとは違うのです。
きちんと練習している子は、音に余裕がでます。
その小さな積み重ねが音楽性を育てるのです。
ピアノのレッスンはピアノの練習という意味ではなく、ピアノのお稽古であると私は自分の師匠から言われました。
お稽古も練習の意味ですが、どちらかというと修行というか、技術や能力を身に付けるニュアンスがあります。

Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。