ピアノの進度が速い生徒さんの特長~その1.指使いを守る
2017.11.08
ピアノの進度が速い生徒さんは練習をたくさんしているのでしょうか?
いえいえ、ピアノの進度は練習時間に比例するとは限りません。
なぜかと言うと、間違ったまま何回弾いても下手になる練習をしているだけなのです。
私の経験上、進度が速い生徒さんは、初めから指使いをキッチリ守っています。
一方、とても初見が速く音は合っているのに、第1回目のレッスンで必ず指使いを適当にしている生徒さんがいます。
指が覚えてしまって中々直りません。
指使い通りでなくても良い場合もありますが、スラーに出来なかったり大切な音が浮き出なかったりするので、やはり楽譜に書かれている指使いは合点がいきます。
「木を見て森を見ず」という言葉がピッタリ!
「音を見て曲を見ず」です。
指使いを適当にしているせいで、その生徒さんは1週間合格が遅れます。
本当にもったいない!
また、そういう生徒さんに限って赤で印を付けても緑で囲んでも、あまり気にせず直さないまま弾いてしまいます。
同じくらいの実力であっても教本はどんどん差が付いていきます。
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。