大人の生徒さん、地獄のピアノ特訓
2017.05.20
個人ピアノ教室のよいところは、ある程度なら融通が利くということです。
たとえば、うちの教室では振替レッスンOKにしているのですが、大人の生徒さんはお仕事が忙しくて、振替レッスンがなかなか消化しにくいときもあります。
中1日置いてレッスン、という時もあり、家のピアノの蓋も開けずにレッスンになってしまうことも。
「先生に申し訳なくて・・・」とおっしゃいますが、そんな時でも来て下さるほうが私は嬉しいです。
全然弾けない曲の時には『地獄の特訓』なるものがあります。
私が「では、あれをしましょうか。」と言うと、大人の生徒さんは「フフフ・・・」と笑います。
その内容は、1小節ずつ弾いて、ノーミスで2回成功しない限り、延々とその小節を弾き続けるというものです。
かろうじてノーミスで弾けても、最後の最後で間違ったら情け無用の初めからです。
相当な時間とパワーを使って終了。
レッスン時間内にずいぶん上達して満足して帰られます。
家でもこうして練習すればよいのですが、なかなかできないことは私自身よく知っています。。。
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。