ピアノの先生、お中元・お歳暮にまつわる話
ピアノ講師はお中元、お歳暮などがいただけてラッキーと思っていましたが、私のような町のピアノ講師はそうでもありません。
しかし有名な先生となるとその数はすごいようで、ある先生のグランドピアノの下には、頂き物の箱が無造作に山のごとく積んでありました。
私の師匠、大先生はそんなことはされませんが、ちょっと関連があるような話があります。
大先生は私に「○○さんからお歳暮を送っていただいたけど、もうずっとレッスンも来ていないし、お世話もしていないから困るわ。」とおっしゃったことがありました。
裏を返せば、自分が育てた生徒が音楽を勉強し続けているのが、どんな贈り物よりも一番嬉しいということです。
大先生クラスになると、大学も退官された今でこそ生徒数は少ないですが、受験前に少しだけレッスンした人も含めると、何百人もの生徒がいると思います。
大学卒業後、自分はレッスンに来ないけれど、将来生徒や我が子を見ていただくためになんとか先生に繋いでおきたいという人もたくさんいるでしょう。
その人達から毎年夏冬に品物が届くと、大変な数になるのは想像できます。
先日のレッスン中にも、宅配便と思われる中断が2回ありました!
やっぱりうらやましい。。。
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自分が教えられるからピアノ教室に行かないという選択
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。