大学の幼児教育学科のピアノ
今年花の女子大生になった生徒さんは、念願の幼児教育専攻です。
女子大の付属の中高から進級したわけですが、人気の幼児教育に進むには上位の成績が必要でした。
よくがんばったと思います!
その生徒さんのピアノレッスンをするようになって、もう4年半になります。
彼女が中3の時です。
前のピアノの先生は、綺麗な映画音楽や耳障りの良いクラシックをコピーして下さり、それを練習していました。
指の練習になるような曲をやっていなかったので、指はくにゃくにゃでした。
半年ほど過ぎたころ、将来の話になり、そこで初めて彼女が幼稚園の先生になりたいことを知りました。
私はこのままのピアノ練習ではいけない事を話し、ハノン、ツェルニー、ソナチネを取り入れることにしました。
彼女はツェルニーが大嫌いでしたが、私は幼児教育に進むならば絶対ツェルニーは必要だからと外しませんでした。
それから4年の月日が経ち、見事大学に合格しました!
大学での第一回目のピアノレッスンで、は私の予想通りツェルニー中心に実技試験があると言われたそうです。
そらみてご覧、と私。
大学でのピアノの初めての宿題はツェルニー30番の3番と、ソナチネ8番第1楽章でした。
どちらも以前にした曲でしたが、久しぶりなのでヨレヨレです。
実は、幼児教育専攻の人の中には、ピアノは弾いたことがないという人が結構いるようです。
そういう人達は、バイエルを1週間で40曲くらい宿題を出され、1日に3時間近くも必死で練習しているということです。
彼女も少なからず刺激を受けたようです。
現在は、私が大学のピアノ授業をフォローをする形でレッスンしています。
幼児教育の授業内容を教えてもらえるのも楽しみです。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。