ピアノ教室で音楽ドリルをやらせる理由
ピアノレッスンで音楽ドリルを生徒さんに出しています。
市販でも、最近はとても良いものが色々出ています。
ドリルを使うことにした理由は、私が口頭で問題を出すと、説明しすぎになってしまうからです。
文字の情報だけで問題を解くということは、とても大事なことだと思います。
例えば、ある生徒さんは見事に引っかかりました!
「全音符で書きなさい。」というのを「全部、音符で書きなさい。」と読み間違いをして四分音符で書いてしまったのです。
「問題を読むときは大事な場所に線を引きなさい。」と私は指導しています。
これは国算理社でも共通です。
音楽は「芸術」「癒し」と思いますが、最近の学校の音楽教育においてはそうとばかりは言ってられません。
中学の音楽の定期テストは、学校によってはものすごく高度です。
楽典だけではなく聴音までやらせるそうです。
ピアノが少しばかり弾けるだけでは、「音楽が得意」とは言えなくなってきました。
一つでも得意なものがあれば、その子の自信につながります。
算数が得意な子が算数の時間に生き生きしているのと同じように、うちの生徒さん達には何より音楽の時間に生き生きとしてもらいたいのです。
毎回5分間程度の隙間学習と決めていますが、子供達は段階を追って進んでいくことに達成感を感じるようで、喜んでやってくれています。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。