ピアノ発表会の選曲~4つのアプローチからの具体例
2018.10.29
私は年に2回のピアノ勉強会で弾く自分の曲選びに、どれほど苦労していることか。。。
しかしあくまで勉強会なので、自分の勉強したい曲で良いのです。
これがピアノ発表会となると、話はまた違ってきます。
計4つのアプローチ ピアノ発表会選曲のアプローチはこの2つから・ピアノ発表会の選曲、2つアプローチのその次は?から選んだ一例をご紹介します。
ある生徒さんは『有名な曲』で『速めの曲』ということでした。
さらに話を聞いてみると『すごく有名な曲』ではなくて、『そこそこ有名な曲』が良いらしく、短調が好みということがわかりました。
その生徒さんは指が良く回りますが、手の開きが悪く、和音もまだパーンと力が抜けません。
ということでベートーヴェンソナタの『テンペスト第3楽章』にしました。
この曲は結構長いですが、同じフレーズが何回も出てくるので、譜読みはさほど大変ではありません。
そういうことも重要ポイントだと思います。
生徒さんはこの曲をとても気に入ってくれて、本番でもかなり良い演奏ができました!
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。