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進藤実優 x ショパンコンクール2025|注目のピアニストを徹底紹介!

2025.09.27

10月からのショパン国際ピアノコンクールの本大会で、前回大会に続き進藤実優さんは大注目ですね!

進藤さんは2021年のショパンコンクールで本大会3次予選まで進み、見事な演奏を披露されたことが記憶に新しいですね。

そして2025年、再びワルシャワの舞台に挑戦されます。

この記事では、私が調査した進藤実優さんの人となりや小さいころの夢、そして進藤さんのピアノに対する深い思いをお伝えします。

彼女の素顔を知ることで、10月からの本大会での演奏がより一層心に響き、今以上に親しみを持って応援できるようになるはずです。

少女時代と音楽との出会い

進藤実優さんは2002年生まれ、愛知県大府市出身です。

現在22歳の彼女ですが、小さいころはお医者さんになることも夢見ていたそうです。

あるインタビューでは、

小さいころから人を助ける仕事をしたいとずっと考えていたので、ピアノを弾いて患者さんを癒せるお医者さまに、と思っていました

と語っています。

音楽の力で人を癒したいという優しい心を、幼い頃から持っていたんですね。

進藤さんがピアノを始めたのは4歳のとき。

大親友がピアノを始めたのがきっかけだったそうです。

5歳から中学3年生までは杉浦日出夫先生に師事。

先生は厳しく叱ることもなく、ピアノをのびのびとやらせてくださったとのこと。

この環境が、彼女の自由な表現力の基礎となったのかもしれません。

ちなみに杉浦日出夫先生は、亀井聖矢さんの恩師でもあります。

同年代なので、一緒の発表会に出られていたのかもしれませんね。

進路の岐路とピアノへの決意

進藤さんは中学卒業の際、人生の大きな岐路に立ちます。

ピアニストの道に進むか、それとも小さいころからの夢だったお医者さんを目指すか。

最終的に、ロシアの音楽高校への入学を決めピアニストの道を進みます

興味深いことに、「練習はそんなに好きじゃない」らしいですが「やめたいと思ったことは一度もない」ともお話しされています。

ロシアとドイツでの留学生活

進藤さんは中学卒業後、ロシアのモスクワに留学します。

実は最初はアメリカへの留学を考えていたそうですが、中学3年生の夏に霧島国際音楽祭マスターコースでショパンコンクール優勝者でもあるダン・タイ・ソン氏にレッスンを受けた際にロシアのヴァレリー・ピアセツキー先生を推薦され、ロシアでピアノを学ぶことを決断しました。

そして、2018年から2020年まで、モスクワ音楽院付属中央音楽学校に在籍。

また、2022年4月からはドイツのハノーファー音楽演劇メディア大学でピアノを学んでおられます。

日常と意外な趣味

進藤さんの1日の練習時間は平均6時間程度

「練習はそんなに好きじゃない」と正直に語っておられるのは、親しみを感じさせます。

ピアノ以外の楽器経験もあり、小学校ではトランペット、中学校ではフルートを演奏していたそう。

幅広い音楽経験が彼女の演奏の豊かさにつながっているのかもしれません。

そしてクラシック音楽のほかに、シャンソンを聴くのが好きで、特に越路吹雪さんや美輪明宏さんの歌が好きだそうです。

挫折からの挑戦 – 2021年ショパンコンクール

進藤さんも、華々しい経歴の中で挫折を経験しておられます。

あるインタビューでは、彼女は2019年のモスクワ留学を思い返し、

「国際コンクールでなかなか結果を出せなかったときが辛かった」

と振り返っておられました。

「ピアノ、向いていないかも」

と、思い悩む時期もあったそうです。

そんな中、2021年のショパンコンクールへの挑戦を決めたのは、実は申し込み締切のわずか数日前。

『若いピアニストのための北京国際ショパンピアノコンクール』で第3位を獲得したことで少し自信を取り戻されていましたが、それでも迷いがあったようです。

そこで背中を押してくれたのは進藤さんのお母様だったとのこと。

「私はあなたのショパンが好きよ」

というお母様の言葉に支えられ、応募を決意したとのことです。

前回大会では予備予選と本大会1次予選でものすごく緊張して、体の左半分がずっと震えているような状態だったそうですが、本大会2次予選以降はリラックスして臨むことができ、特に3次予選は「今までのステージにはない感覚で弾けた」と後に語っておられます

「音がどういうふうに会場で聞こえているかを想像しながら弾くことができました」

という彼女の言葉からは、成長の瞬間が感じられますね。

事実、ピアニストはコンクールの舞台で飛躍的に成長するそうです。

ショパンの音楽と向き合う姿勢

進藤さんのショパンへの向き合い方は、とても真摯で誠実です。

彼女は2021年のショパンコンクールが終わった後もショパンコンクールで弾いていないショパンの作品をいろいろ弾いておられたそうです。

本当に心からショパンの音楽を愛しているのがわかりますね。

彼女の音楽に対する考え方には、興味深い変遷があります。

ロシアで勉強していたころは「自分の音楽を表現したい」という気持ちが強く、例えば、ショパンの悲しみは自分の悲しみに置き換えて考えておられたそうです。

しかし今は、自分のパーソナリティーではなくショパンの作品が持っているキャラクターを表現したいと変化してきているようです。

きっかけは2020年春にディーナ・ヨッフェ氏のマスタークラスを受けた経験でした。

感情で音楽をとらえずに、楽譜を読み込んで和声の変化や聴き方などを受け入れるということでした。

まったく違う方法で学ぶことができ楽譜を読むというシンプルなことが、自分にはできていなかったと気づかれたとか。

そこからがらっと意識が変わって、もっと楽譜と向き合う、音に向き合うということを新たに考え始めたと語っておられます。

まとめ

進藤さんはショパン国際ピアノコンクール in ASIAの第6回派遣コンクールで特別推薦を獲得したことで、書類と映像審査である予備審査が免除され、4月からワルシャワで行われた予備予選から参加できました。

そして、見事な演奏を披露され、前回大会に続き本大会への進出を決めました。

華やかな舞台の影で、時には挫折を味わい、それでも前に進み続ける進藤さんの姿は、音楽を愛する多くの人の共感を呼びます

進藤実優さんの演奏を一緒に応援していきましょう!

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物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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