牛田智大さんが挑む!リーズ国際ピアノコンクール2024、2次予選からの熱戦スケジュール
9/11(水)からリーズ国際ピアノコンクール2024の本大会2次予選がはじまります。
つい先日ショパン国際ピアノコンクール2025の申込みが始まり、ぴあにーずからもアナウンスしましたが、リーズ国際ピアノコンクールも大注目です。
というのも…日本の若き天才ピアニスト、牛田智大さんが2次予選に進出されています!
また2015年の第17回ショパン国際ピアノコンクールにて、史上最年少出場された丸山凪乃さんのお名前も!
今回は、リーズ国際ピアノコンクールの概要と2次予選以降の熱戦スケジュールをご紹介します。
今月中にファイナルを迎えますので、お見逃しなく!
リーズ国際ピアノコンクール:世界が認める権威あるコンペティション
リーズ国際ピアノコンクールは、1961年に創設された歴史ある国際コンクールです。
3年に1度開催され、今回で第21回を迎えます。
このコンクールは、若手ピアニストの登竜門として世界中で高く評価されていますね。
過去の優勝者には、ラドゥ・ルプー、マレイ・ペライア、アンドラーシュ・シフなど、後にクラシック音楽界の巨匠となる演奏家たちの名前が並んでいます。
日本人ピアニストとしては1975年に内田光子さんが第2位に輝いています。
そして、2021年の前回大会では小林海都さんも第2位に!
2024年の今回のコンクールには、世界中から数百人の応募があり、厳しい審査の結果65名が1次予選を受ける権利を獲得しました。
そして2024年3月30日~4月8日の1次予選を勝ち抜いた24名が2次予選に進出しました。
日本からは牛田智大さん、丸山凪乃さんが2次予選に進まれています。
日本のクラシック音楽ファンにとって、大きな喜びですね!
今回からリーズ国際ピアノコンクールとしては初の試みであるブラインド審査が導入されました。
審査員が演奏者の姿を見ることができないということで、人種や性別などの偏見が取り除かれています。
2次予選からの熱戦スケジュール
それでは、2次予選以降のスケジュールを詳しく見ていきましょう。
2次予選(9月11日〜13日)
2次予選は、イギリスのリーズ市で行われます。
24名の参加者は、それぞれ40分間の対照的な独奏プログラムを2つ用意し、そのうちの1つを指定され演奏します。
牛田智大さんは、この2次予選でどのようなプログラムを見せてくれるのでしょうか。
ショパンやドイツロマン派の作品を中心に据えるのか、それともロシア音楽を聴かせてくれるのか、非常に楽しみですね。
セミファイナル(9月15日〜17日)
2次予選を通過した10名が、準決勝に進みます。
準決勝では参加者は75分以内のプログラムを演奏しますが、以下の要素が含まれる必要があります。
1.ソロピアノ曲
2.20世紀または21世紀の指定された作品(ソロピアノ曲)
3.室内楽作品
まず、室内楽をグループAとグループBから1曲ずつ選びます。
グループAの選択肢:
ブラームス:ピアノ四重奏曲作品60
ビーチ:ピアノ五重奏曲作品67
ショスタコーヴィッチ:ピアノ五重奏曲作品57
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲作品70-1
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲作品11
ラヴェル:ピアノ三重奏曲
グループBの選択肢:
ベートーヴェン:ヴィオリンソナタ作品30-3
フォーレ:ヴィオリンソナタ作品13
メンデルスゾーン:チェロソナタ作品58-2
ブラームス:チェロソナタ作品38
そして、ソロピアノ曲を組み合わせて、対照的な2つのプログラムA、Bを用意します。
20世紀または21世紀の指定された作品以外は、プログラムのAとBでは同じ曲を演奏できません。
ちなみに20世紀または21世紀の指定された作品とは、現代音楽作曲家の作品ですが、こちらもどのような曲なのか気になりますね。
あまり耳なじみのない曲だと思うので、どの作品が自分に合っていて、どのように仕上げていくかという作業も大変だと思います。
審査員がプログラムA、Bのどちらか1つを指定します。
この段階では、技術的な完成度だけでなく、他の演奏者とのアンサンブル能力も問われます。
ファイナル(9月20日、21日)
セミファイナルを勝ち抜いた5名が、いよいよ決勝に進出します。
ファイナルは、イギリスのブラッドフォード市で開催されます。
決勝では、参加者はロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、ピアノ協奏曲を1曲演奏します。
参加者は2つのグループから1曲ずつ、計2曲の協奏曲を選択し、そのうちの1曲を審査員が指定します。
グループ1の選択肢:
・J.S.バッハ:ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15、第3番 変ロ長調 作品19、第4番 ト長調 作品58
・メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 作品40
・モーツァルト:ピアノ協奏曲 変ホ長調 K.271、変ロ長調 K.450、ニ短調 K.466、変ホ長調 K.482
グループ2の選択肢:
・バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 ホ長調
・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
・リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125
・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品16、第3番 ハ長調 作品26
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番 ト短調 作品40、パガニーニの主題による狂詩曲 イ短調 作品43
・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
・クララ・シューマン=ヴィーク:ピアノ協奏曲 イ短調 作品7
ショパンコンクールを見据える牛田さんはグループ2からは「ショパン:ピアノ協奏曲第2番」を選択されるのでしょうか。
牛田さんは色々なピアノ協奏曲をコンサートで弾かれているので、何を選ばれるのか興味深いです。
(気が早いですが)牛田さんがどの協奏曲を選択するのか、そして指揮者のドミンゴ・インドヤンとロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団とどのような化学反応を起こすのか、非常に楽しみです!
世界が注目する若き才能の競演
リーズ国際ピアノコンクール2024は、世界中の若きピアニストたちの熱い戦いの舞台となります。
特に、日本の誇る牛田智大さん丸山凪乃さんのご活躍は大注目!
素晴らしい演奏に、心から声援を送りたいと思います。
2次予選以降、プログラムを2つずつ提出しなければいけません。
審査される曲の2倍の曲を準備しなければならない、難易度の非常に高いコンクールです。
皆様も、リーズの行方に注目してみてはいかがでしょうか。
クラシック音楽の素晴らしさを再発見する、またとない機会になるはずですよ♪
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。











