日本人ピアニスト13名のプロフィールを一挙紹介!〜第19回ショパン国際ピアノコンクール
過去最多の642名からの応募の中で、予備予選への切符を手に入れたのは171名。
世界中から集まった精鋭たちの中から厳しい審査を経て、20カ国から85名が、本大会への進出を決めました。
注目すべきは、日本から13名という多数のピアニストが本大会進出を決めたこと!
今回は本大会進出を決めた日本人ピアニスト13名の全員のプロフィールを一挙ご紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、10月から、13名の方々のご活躍をともに応援しましょう!
予備予選免除のシード選手たち
ショパンコンクールのシード権を獲得するためには、指定された有名コンクールの上位入賞が条件となっています。
まず最初に、予備予選免除で本大会へ直接出場するシード選手3名をご紹介します。
牛田智大さん(Tomoharu Ushida)
牛田智大さんは、福島県いわき市出身。
2歳からピアノを始め、幼少期から才能を発揮しました。
2018年の浜松国際ピアノコンクールで第2位&聴衆賞を受賞。
2024年には、リーズ国際ピアノコンクールで聴衆賞を受賞。
現在はショパン音楽大学で、研鑽を積まれています。
私は牛田さんの大ファンで、牛田さんの2021年のショパンコンクール前回大会やリーズでのご活躍も追いかけていました。
ショパンコンクール前回大会ではよく考え抜かれた音楽の構成で、素晴らしい表現力でしたが、結果はまさかの本大会2次予選敗退。
牛田さん曰く、なかなかホールの音響がつかめず、強弱や音色の調整が狂ってしまったとのことです。
今回の10月からも全力応援させていただきます!
桑原志織さん(Shiori Kuwahara)
桑原志織さんは東京都出身。
2014年に日本音楽コンクール第2位&岩谷賞を受賞。
その後、マリア・カナルス(2016)、ヴィオッティ(2017)、ブゾーニ(2019)、ルービンシュタイン(2021)と世界的コンクールで次々と第2位に輝き“シルバーコレクター”と称されます。
2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクールではファイナリストに入選。
牛田さん同様、予備予選免除で本大会に出場されます!
小林海都さん(Kaito Kobayashi)
小林海都さんは神奈川県横浜市出身。
2021年のリーズ国際ピアノコンクールで第2位&最優秀室内楽演奏賞を受賞。
2024年には、浜松国際ピアノコンクールで第3位を受賞。
作曲の素養を活かした立体的な音響設計と、柔軟な音楽対話力が国際的に評価されています。
牛田さん、桑原さん同様、予備予選免除で本大会へ挑みます。
以上3名が予備予選免除のシード組です。
予備予選を通過した日本人ピアニスト
続いて、4月から5月にかけておこなわれた予備予選を見事通過された日本人ピアニスト10名を一挙ご紹介していきます。
進藤実優さん(Miyu Shindo)
進藤実優さんは愛知県大府市出身。
ロシア・モスクワ音楽院付属中央音楽学校を経て、現在はドイツ・ハノーファー音楽大学で研鑽中。
ショパンコンクール2021年本大会で3次予選進出を果たし、19歳とは思えぬ成熟した演奏が高く評価されました。
2025年大会でも、ショパン国際コンクール in ASIAの第6回派遣コンクールで特別推薦を受け、予備審査免除からの予備予選突破で2大会連続の本大会進出を決めています。
西本裕矢さん(Yuya Nishimoto)
西本裕矢さんは香川県高松市出身。
東京藝術大学大学院在学中。
高松国際ピアノコンクール第4位(2023)、米国ショパンピアノコンクール優勝及びシマノフスキ最優秀演奏賞獲得で、注目を集めました。
今年、エピナル国際ピアノコンクールで日本人として26年ぶりの第1位および現代音楽賞を受賞。
進藤実優さんと同じく、第6回派遣コンクールで特別推薦を獲得し、予備審査免除で予備予選に挑戦し見事通過。
乗りに乗っている期待のピアニストです。
山縣美季さん(Miki Yamagata)
山縣美季さんは神奈川県鎌倉市出身。
東京藝術大学を経て、現在はパリ国立高等音楽院で研鑽を積まれています。
ノアンフェスティバル第1位(2018)、日本音楽コンクール第1位(2020)など国内主要コンクールで実績を重ねられています。
2021年大会では予備予選で惜敗。
2025年大会では進藤さん、西本さん同様、第6回派遣コンクールで特別推薦を受け、予備審査免除で予備予選に挑戦し、見事リベンジを果たしました。
本大会での演奏が楽しみですね。
中川優芽花さん(Yumeka Nakagawa)
中川優芽花さんはドイツ生まれ。
イェネー・タカーチ国際コンクール(2018)、ロベルト・シューマン国際コンクール(2019)でそれぞれ優勝。
2021年にはクララ・ハスキル国際ピアノコンクールで優勝および聴衆賞を受賞。
直近では、予備予選の直後におこなわれたエリザベート王妃国際音楽コンクールでセミファイナルまで進出されています。
「日本人離れの音楽性」「深い打鍵」と評され、ヨーロッパ各地のホールでオーケストラや室内楽団と共演を重ねています。
彗星のごとく現れ、行く先々で絶賛を浴びる中川さん。
ショパンでのご活躍、とても期待しています!
山﨑亮汰さん(Ryota Yamazaki)
山﨑亮汰さんは福島県出身。
15歳でピティナ・ピアノコンペティション特級でグランプリと聴衆賞を受賞し脚光を浴び、2016年クーパー国際コンクールで日本人初優勝。
2023年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第3位に輝きました。
現在はロサンゼルスのコルバーン音楽院で研鑽を積まれています。
技巧と詩情を兼ね備えた演奏に定評があり、ラフマニノフやリスト作品で高く評価されています。
中島結里愛さん(Yulia Nakashima)
中島結里愛さんは岡山県津山市出身。東京藝術大学附属音楽高校に在学中。
2024年ショパン国際ピアノコンクール in ASIAプロフェッショナル部門で史上最年少銀賞を受賞。
15歳にして今大会最年少で予備予選通過、本大会出場を決定。
今後の国際的飛躍が期待される逸材です!
小野田有紗さん(Arisa Onoda)
小野田有紗さんは三重県四日市市出身。
東京藝術大学附属音楽高校を経て16歳で渡米しジュリアード音楽院に入学。
英国王立音楽院を首席卒業後、現在はニューイングランド音楽院で研鑽中です。
ブダペスト・ショパン国際コンクールで第3位、ダブリン国際コンクールで最優秀ベートーヴェン賞など国際的受賞多数。
2024年には、日本ショパンピアノコンクール入選。
国際的に活躍する実力派ピアニストです。
京増修史さん(Shushi Kyomasu)
京増修史さんは宮城県仙台市出身。東京藝術大学を首席で卒業後、同大学院修了時にクラヴィーア賞やアカンサス音楽賞などを受賞。
2021年大会では本大会2次予選まで進出し注目を集めました。
2022年にはロン=ティボー国際コンクールにも出場されています。
東海林茉奈さん(Mana Shoji)
東海林茉奈さんは兵庫県芦屋市出身。
東京藝術大学大学院を修了後、現在はポーランド・ビドゴシュチ音楽院研究科で研鑽を積みながら、ワルシャワを拠点に国際的な活動を展開されています。
セシリア国際音楽コンクール第1位、大阪国際コンクール第3位など受賞歴多数。
2021年大会のリベンジを果たし、今大会は予備予選を通過されました!
島田隼さん(Jun Shimada)
島田隼さんは東京都生まれ。
12歳で渡米し、ジュリアード音楽院プレカレッジに入学。
ジュリアード音楽院より全額奨学金を授与され、2025年8月より、ピアノ科に入学。
ジュリアード・コンチェルトコンクール(2018・2023)やマンハッタン、ハートフォード各国際コンクールで優勝を重ね、国内外で注目を集めています。
まとめ
第19回ショパン国際ピアノコンクール本大会に出場する日本人ピアニスト全13名をご紹介させていただきました。
本大会へ出場する85名、そしてその中の素晴らしい13名の日本人ピアニストたち。
各ピアニストがそれぞれ異なる魅力と個性を持ち、様々な音楽的背景から2025年大会に挑みます。
技術だけでなく、ショパンへの愛と創造的な芸術的個性が求められるショパンコンクール。
果たして誰が、栄冠を手にするでしょうか。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。











