Top >  ブログ  >  リーズ決勝、結果発表!ショパンコンクール2025への切符は誰の手に?【リーズ国際ピアノコンクール】

リーズ決勝、結果発表!ショパンコンクール2025への切符は誰の手に?【リーズ国際ピアノコンクール】

2024.09.22

リーズ国際ピアノコンクールの決勝が終了し、結果が発表されました。

世界中のクラシック音楽ファンが固唾を呑んで見守る中、栄光の第1位が決定しました。

さらに、このコンクールの上位2名には、来年に控えたショパン国際ピアノコンクールの予備予選免除という特典が与えられます。

果たして、誰がその切符を手にしたのでしょうか?

続きをご覧ください。

ファイナルの結果発表

第1位〜第5位は次のようになりました。

第1位:
Jaeden Izik-Dzurko(カナダ)

第2位:
Junyan Chen(中国)

第3位:
Khanh Nhi Luong(ベトナム)

第4位:
Kai-Min Chang(台湾)

第5位:
Julian Miles Trevelyan(イギリス)

Jaeden Izik-Dzurkoさん、優勝、おめでとうございます!

その他の賞

ヘンレ賞:
Ryan Zhu(カナダ)

ヤルタ・メニューイン賞(室内楽最優秀演奏):
Junyan Chen(中国)

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー協会賞(現代音楽作品最優秀演奏):
Kai-Min Chang(台湾)

アレクサンドラ・ダリエスク賞(女性作曲家作品最優秀演奏):
Junyan Chen(中国)

Medici.TV聴衆賞:
牛田智大さん(日本)

牛田さん、おめでとうございます!!

Medici.TVは次のコメントを発表しています。

「世界中の音楽ファンの心をつかみ、Medici.TV聴衆賞を受賞した牛田智大さん、おめでとうございます!
Medici.TVファミリーへようこそ!
あなたのコンサートを放送するのが待ちきれません。」

牛田さんのお名前が発表されたとき、会場が湧きましたね!

司会者が日本語で「おめでとうございます」と言われたと思うのですが、空耳でしょうか!?

優勝されたJaeden Izik-Dzurkoさんについて

優勝したJaeden Izik-Dzurkoはカナダで評価・人気ともに高いピアニストです。

すでに世界中の名門オーケストラと共演しています。

2022年のマリア・カナルス国際音楽コンクールで亀井聖矢さんが第3位入賞されたときの優勝者です。

また同年、パロマ・オシェア・サンタンデール国際ピアノコンクールで、マルセル田所さんが第3位に入賞されたときの優勝者でもあります。

2024年のモントリオール国際音楽コンクールでも優勝し、飛ぶ鳥を落とす勢いでどんどんステップアップされています。

Jaeden Izik-Dzurkoさんはブラームス作曲「ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83」を弾かれました。

これは今年モントリオール国際音楽コンクールのファイナルで弾かれていて、準備万端という印象です。

もちろんファイナルの演奏は安定し素晴らしかったですが、もしこの曲を牛田さんが弾かれたらここはこういう風に表現するだろう…という風に聴いてしまいました。

なので、ファイナルでの演奏についての感想が特になく…すみません!

ショパンコンクール2025への挑戦

上位2名は、2025年のショパン国際ピアノコンクールの予備予選が免除され、直接本大会に出場できる権利が与えられます。

ショパンコンクール出場資格は16歳以上30歳以下の年齢制限がありますが、第1位のJaeden Izik-Dzurko、第2位のJunyan Chen、ともに対象年齢の範囲内です。

2021年にはKai-Min Changも挑んでおり、2025年もリベンジされると思います。

彼はダン・タイ・ソンの生徒さんでしたね。

この他にも挑戦される方が多いと思うので、大激戦間違いないです。

まとめ

リーズ国際ピアノコンクールは、若手ピアニストたちの熱演と激戦の末、幕を閉じました。

牛田智大さん、丸山凪乃さん、お疲れさまでした!

これからの活動、引き続き応援させていただきます!

今回、牛田さんがファイナリストになれなかったことは、とても残念でした。

審査において、物議をかもしているとも言われています。

しかし、今回のチャレンジによって、同世代のピアニストから刺激を受けたり、新たな気付きもあったりで、牛田さんご本人はもう次に向かっておられるのではないかと思います。

もしかしたら、Medici.TVの他にも、オファーもいただいているかもしれません。

反田恭平さんは、ショパン国際ピアノコンクールの2位になられてから世界が変わったとおっしゃっています。

世界的ピアニストと親交ができ、生まれてはじめてもっと上手になって彼らに追いつきたいと思ったそうです。

世界的に有名な憧れのホールで演奏できたり、憧れの楽団と共演できるのは、名のある国際コンクールで結果を出せたからに他ありません。

巨匠が演奏した伝統と格式のあるホールで演奏できることは、ピアニストとして至福の喜びでしょう。

牛田さん、丸山さんにはその切符を手に入れるチャンスがあります。

ぜひまた挑戦を見届けさせてください!

リーズ国際ピアノコンクールに関連する他の記事はこちら↓↓

YouTubeでも情報を発信しています。

チャンネル登録をよろしくお願いします!

 
LINEレッスンの画面イメージ

PianeysのピアノLINEレッスン

LINEで動画を送るだけ!
たったの2日で魅力的な演奏に

 
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

  • Twitter
  • Facebook
  • YouTube
PianeysのピアノLINEレッスン
  • YouTube

    発表会で弾くのにオススメの曲を多数紹介。チャンネル登録者数 1.5万人突破!チャンネル登録をよろしくお願いします♪

    YouTubeへ

  • Twitter

    Twitterへ

  • Instagram

    Instagramへ

  • TikTok

    TikTokへ

PianeysのピアノLINEレッスン