ターン(turn)の弾き方解説
ターン(turn)の意味とピアノでの弾き方をサンプルの楽譜を使ってわかりやすく解説します。
今回用意した楽譜はこちら。
楽譜1
楽譜2
ターンは回音とも言われ、記号が付けられた音を中心にして、一つ上の音と一つ下の音を使い、くるっと回るように弾く音楽記号です。
楽譜1の1小節目の弾き方解説

二通りの弾き方があります。
一つは5連符のような弾き方です。
「ド」→一つ上の音「レ」→「ド」→一つ下の音「シ」→「ド」
の順番に演奏します。

もう一つの弾き方は
一つ上の音「レ」→「ド」→一つ下の音「シ」→「ド」
の順番に演奏します。

楽譜1の2小節目の弾き方解説

ターン記号の上に臨時記号(シャープ、フラット、ナチュラルなど)がある場合は一つ上の音を変化させます。
先程と同様、二通りの弾き方があります。
5連符のような弾き方は
「ド」→一つ上の音「♭レ」→「ド」→一つ下の音「シ」→「ド」
の順番に演奏します。

もう一つの弾き方は
一つ上の音「♭レ」→「ド」→一つ下の音「シ」→「ド」
の順番に演奏します。

楽譜1の3小節目の弾き方解説

ターンの記号の下に臨時記号(シャープ、フラット、ナチュラルなど)がある場合は、一つ下の音を変化させます。
「レ」→一つ上の音「ミ」→「レ」→一つ下の音「♯ド」→「レ」
の順番に演奏します。

もう一つの弾き方は
一つ上の音「ミ」→「レ」→一つ下の音「♯ド」→「レ」
の順番に演奏します。

楽譜2の1小節目の弾き方解説

二つの音符の間にターン記号がある場合は、ターンの前の音を長めに伸ばしてからターンを入れます。
ターンは一つ上の音から弾きます。二通りの弾き方があります。
一つは「ド」を1拍伸ばして16分音符で「レドシド」と演奏します。

もう一つは「ド」を1拍半伸ばして32分音符で「レドシド」と演奏します。

楽譜2の2小節目の弾き方解説

二通りの弾き方があります。
一つは32分音符で「ドレドシ」16分音符で「ドレ」と演奏します。

もう一つは16分音符の「ド」の後に3連符「レドシ」を入れて「ドレ」と演奏します。

まとめ
ターン(turn)の意味とピアノでの弾き方について解説しました。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。